2022年9月30日金曜日

呂瀬 お堂と廃屋

呂瀬と書いて「ろっせ」と読みます。

飛騨は山国で奥深い山村では後継者も地元を離れ、

老人だけの集落では新しく家を護る者もいなくなり荒れ果てて行く一方です。

この呂瀬集落もその一つで以前はスキー場もあり人も多く賑やかでした。

今では主の居ない家が目立ち、特に昨冬の大雪で傷められた家屋もあります。


この廃墟の隣にはしっかりとしたお堂があり、

何気なく見てみると扉の格子はあの千鳥格子でした。

立派な造りが周りの風景に似つかわしくなく、とても勿体無く感じました。








8 件のコメント:

  1. 「つわものどもが夢の跡」・・・
    家を取り壊しても、跡地の雑草等の維持管理が大変です
    更地は固定資産税も上がります

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  2. 朽ち果てる・・
    その表現は、自然と、こうした容であるのですが

    出来れば・きちんと、葬ってあげたいですね

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  3. 匿名さん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    大昔にはこの辺りでは金が採掘されたとかで、まさしく兵どもの夢の跡ですね。
    このままだと潰れてしまって片付けるのも大変です。
    行政としても放っておく訳にも行かないのですが、
    大方の場合、持ち主と連絡が付かないようです。

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  4. zakkkanさん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    本来であれば誰も住まなくなれば取り壊しですが、
    多分色々と揉め事もあるのでしょうね。
    手が付けられていないのはそれなりの理由が有ると思いますが、
    哀れな光景ですよね。

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  5. 廃墟って、見るとなんとも切ないもんですね・・・
    ここにかっては子供たちの声が、母ちゃんの子供叱る声が・・・なんて思うと、ねぇ・・・

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  6. ばんばさん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    関係の無い私でもこの風景には哀れさを感じます。
    家も生きているようで、何か叫び声が聴こえる気がしますね。

    30年も前ならきっとこの界隈も賑やかなことだったでしょう。

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  7. Blue Wing Olive2022年10月2日 11:35

    飛騨にはこういう廃れつつある集落が多いです。飛騨に限らず全国的な傾向かもしれませんね。
    スキー場は廃業してしまい、呂瀬というと養豚のイメージです。
    先ほど、富山釣行の帰りに、種蔵の集落に立ち寄ってみましたが、田は大部分が休耕や一部エゴマ、ソバなどに転用されているようでした。
    担い手不足で仕方ないことなのでしょう。

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  8. blue-wing-oliveさん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    山奥の限界集落では普通の光景になりましたね。
    特に昨冬の豪雪によって屋根が壊れて一目でそれと判るようになりました。
    呂瀬もスキー場が稼動していた頃が華でしたね。
    種蔵ではみょうがと種蔵紅と言う赤カブが特産にしていましたが、
    最近は仰るように蕎麦畑が目立つようになりました。
    若い人が不足しているので力仕事は敬遠されるのでしょうね。

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