2022年4月30日土曜日

ギフチョウの日向ぼっこと吸蜜

 大まかなギフチョウの生態に付いて触れてみたいと思います。


春爛漫となるとギフチョウも羽化する場所が拡がり里山から深山へと移って行きます。

低地では3月下旬から出始めて、標高が1000m以上の山奥では遅いと6月下旬でも見られます。


ちょうどその場所の食草芽吹きや吸蜜する花の開花に合わせて蛹から目覚めるのです。

雄の朝のルーティーンは先ず夜間で冷えた身体を温めるため、

地上の陽だまりに降りての日光浴から始まり、

充分に動けるようになると交尾のため雌を探す行動に移り、

お腹が空くと蜜を求めて花を探します。


夕方になると樹上高くの枝の茂みなどで夜を明かすと言う行動パターンです。

成虫は個体差もありますが約1週間から10日ほどで命を終えると言われています。

食草の葉裏に産み付けられた卵はやがて孵化して摂食し、夏の頃に蛹になり、

そのまま秋、冬を越して翌年の春に蝶へと変身します。

そうして遠い昔から現在まで子孫が途絶えることなく命を繋いでいます。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。


















2022年4月29日金曜日

長芋のわさび醤油漬

 頂き物の長薯が芽を吹かないうちにとわさび醤油漬にしました。

シャキッとした歯ざわりでつ~んと辛いわさび味、

温かいご飯にも酒の肴にも良く合います。

そして何より簡単に出来るのが良いですね。



材料


長芋 300g

酢 大さじ1

水 400cc


(調味料)

白だし 150cc

醤油 小さじ1

水 200cc

出し昆布 15cmほど

わさび(チューブ) 5cm位


長薯は皮を剥いて適当な長さに切り、更に短冊切りにして酢水に漬けて滑りを取ります。


後は調味料等を混ぜてジップロックに入れ、長薯を浸してしっかり封をして冷蔵庫で一晩置いたら出来上がりです。


白だしは麺つゆでも良く、わさびも分量はお好みで調節してみて下さい。








2022年4月28日木曜日

2022 山菜 (アマドコロ)

 山のアスパラと言われるほどグリーンアスパラに似た食感と味なので人気の山菜です。

同じように茎を食べるのですが、似ているのもそのはず、両方ともキジカクシ科に属しています。

キジカクシ科はユリ科から新しく分類された科なので昔の図鑑ではユリ科と表記しているものもあります。


アマドコロに良く似た植物ではナルコユリやオオナルコユリ、ユキザサなどあり、それらは食べられますが、

ホウチャクソウなど有毒なものもあるので誤って食べないように注意しなければなりません。

見分け方は毒があるグループのホウチャクソウやタケシマラン、チゴユリは、

花は似ていても茎が分枝することで簡単に見分けられます。

花が開く前の蕾の段階でも中を割って見れば判ります。


春は色々な山菜が芽吹く季節です。

「コレ!」と思い込まず冷静に食、毒の判断をして安全に利用したいものです。


ちなみにこのアマドコロの食べ方はアズパラと同じように茹でてマヨネーズで食べるのがお勧めです。









2022年4月27日水曜日

桃源郷 飛騨国府

 ”ひろせの桃”で知られる高山市国府町上広瀬、

山際の畑ではたくさんの果樹が植えられていて春は桃源郷と化します。


桃ばかりではなくりんごや梨、プルーンなども植えてあり、

その季節ごとに花も実も楽しむことが出来ます。


桃の花は満開になると直ぐに摘花されてしまうので写真に写すタイミングが難しく、

気が付いたらもう花は無かった・・・と言うことに成り兼ねません。


今年は枝垂桜も満開で良い時期に写すことが出来ました。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。

















2022年4月26日火曜日

大規模林道からの乗鞍と御嶽

時々山歩きのために峠越えする道で乗鞍岳や御嶽山が良く見える場所があります。

通る時は何時も楽しみにしていますが、この日は良い天気で雪山が眩しかったです。

この撮影の日から何度か雨が降って、今では残雪も縞模様になってしまいました。


乗鞍は後1ヶ月足らずで山開きの予定で、

目下乗鞍スカイラインの除雪作業が急ピッチで行われているようです。


御嶽山の噴煙もこの日は暖かかったので見えませんでした。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。






↑ 以上3枚 乗鞍岳





↑ 以上4枚 御嶽山






2022年4月25日月曜日

いわきの早蕨

 この記事、広告でも何でもありませんが、高山市の古い町並みの一角にあるわらび餅の”いわき”、

何時も観光客の姿が見えるほどの人気のお店です。

和菓子でもわらび餅しか作っていなくて専門店だと解るのですが・・・


京都の友人が昔高山へ来た時にここのわらび餅を買って帰ったそうで、

その後、「あのお店のは京都でも食べられないほど絶品です」と言われ、

それからは高山へ来る度に必ず買って帰っています。

しかも毎回たくさん買って友達などへの土産にもしているとか・・・


私はわらび餅には特別な思い入れがある訳でも無いのですが、

土、日などたくさんの人が行列を作っているのを見ると確かに美味しいのかも知れません。


と言う訳で先日の雨の日、幸い誰も並んでいなかったので買って来ました。







2022年4月24日日曜日

自作曲 沈丁花の香るころ

 かなり昔に作った曲となってしまいましたが、春先の沈丁花の香り漂う感じを・・・と、

今でも時折懐かしく聴いている曲です。


今まで作曲した数は100曲ほどになっていますが、中には詩があるもの無いものと色々で、

この曲にはありません。


曲風によって詩が当て嵌まるものとそうでないものがありまね。

メロディー重視になるとかえって詩は無い方が良い場合があります。


曲の入った動画を最後に入れましたのでよかったらお聴き下さい。











2022年4月23日土曜日

飛騨あさひの枝垂桜 2022

 飛騨でもソメイヨシノが終ると直ぐに枝垂桜の見頃となります。

昨年はゆっくり順序良く咲いてくれたので南部の下呂市の枝垂桜も記事にしましたが、

今年は早急な一気咲きだったので下呂へは行けず・・・

それでもこちらの高山市朝日町の枝垂桜巡りだけは周って来ました。


まだ満開少し前でしたが、それでも優雅な桜の数々を堪能して来ました。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。




↑ 以上2枚 青屋神明神社の枝垂桜



↑ 以上2枚 浅井神明神社の枝垂桜


↑ 以上 万石薬師堂の枝垂桜



↑ 以上2枚 宝蓮寺の枝垂桜


↑ 以上 立岩神社の枝垂桜







2022年4月22日金曜日

オオアカゲラのドラミング

山歩きの途中に梢からドラミングの音が聴こえました。

ドラミングとはキツツキが枯れ枝の中に潜んでいる昆虫を探して、

突っ突く音がドラムのように聴こえることからそう言われています。


その音のする方へと目を向けると遥か高い所に動くものがあります。

今までの学習から正しくこれはキツツキ・・・と直感しました。

しかもその音の大きさからアカゲラかオオアカゲラか?と・・・

他にも大型のキツツキにクマゲラやアオゲラが居ますが、この辺りでは稀なのです。


早速カメラを向けて最大限の望遠で確認、

アカゲラとオオアカゲラは良く似ているのですが、

お腹から胸に掛けての色合いと縞模様からオオアカゲラと判明しました。


数枚の静止画撮影の後、動画を撮ったのですが三脚無しなのでブレることしきり、

何とか数分の動画に編集出来るほど撮影したら、肩も腕も痛くなってしまいました。


動画の方はかなりブレていますが、良かったらご覧ください。