2022年4月5日火曜日

或る日のニホンザル

 山路で野生動物に出遭うのは極日常的なことで、猪や狐、狸にリスなど、

時には遭いたくないツキノワグマにも遭遇することすらあります。

しかし一番多いのはニホンザルかも知れません。

群れで居ることが多く、移動中の群れに車が突っ込むこともあります。

通常、蜘蛛の巣を散らしたように逃げ去るのですが、

最後の1頭になった時にこちらを注意深く観察し、

やがて静かにその場を後にするボス猿が居ます。


今回も状況的には同じでしたが、残ったのはどう見ても雌らしい温和な顔付きでした。

距離を置いてしばらくの睨み合いの後、直ぐ傍の木に登って新芽を食べ始めました。

遠目ではキブシのようでしたが枝が重なっていてハッキリとは判りません。


長く厳しい冬を乗り越えて今は餌が豊富な季節の到来、

弱っていた身体を立て直すべく、食欲旺盛に食べなくてはいけませんね。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。













8 件のコメント:

  1. ツキノワグマにも遭遇とはびっくりですが、、
    大丈夫なのでしょうか。うまく逃げて下さい。

    このおさるさん、確かに優しいお顏をしていますね。
    雌ざる?それとも雄ざるでも優しいボス?
    ボスなら、優しく、ですね。(^_-)

    彼の国に攻め入るあの冷酷非道なボスは
    いりませんね。



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    1. rabbitjumpさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      四季彩日記の過去ログにも何度も熊との遭遇を記事にしていますが、
      今のところは被害無しです。
      至近距離で立ち上がられたこともありましたが運が良かったのですね。

      ニホンザルのボスは平均にもう少し体格が良くて厳しい顔付きをしています。
      どことなくおっとり型のこの猿は多分雌かと・・・

      猿のボスは外敵から仲間を護ることはあっても、
      他に集団を迫害することは無いです。
      あの人は猿にも劣っていると思わざるを得ませんね (๑>◡<๑)

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  2. 以前、私も富山を旅した時に、集団の猿を、あちこちで見かけました。。
    宇奈月駅では、黒部峡谷で撮影した猿の写真を提示するとシールを貰えるとの事だったので、写真を撮って、可愛いサルの絵のシールを頂きました(*^^*)

    このサル。。マイペースなんですかね?(笑)木の芽をよく食べてますね(*^^*)


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    1. えみさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      今回の猿は富山県でしたが我が岐阜県にもたくさん棲んでいます。
      多い時は20~30頭の群れを作っていますよ。

      黒部峡谷で猿に遭遇されましたか、
      確かに山深い場所、たくさん居るでしょうね。

      動画の猿と車の距離は僅か10数メートルでした。
      ゆっくりこちらを観察して食事して・・・堂々たるものでしたよ。

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  3. こんにちわ
    お猿さんお昼ねかなあ?眠そうに見えます。
    山には餌がないかなあ?
    私の回りにも出ますよ。寒い時は山に餌がないから、
    里に降りて来て畑を荒らして困ります。

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    1. 理恵さん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      この日は雪国にしては温かな日で20℃ほどありました。
      ポカポカして眠そう見えますね。
      これからは木の芽が吹いたり山菜も芽吹くのでたくさん食べ物はありますが、
      真冬は雪を被っていたのでひもじかったでしょうね。

      里に降りて悪さするのは困りますね ^_^;

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  4. そう、四季彩さんはいろいろなものに遭遇していますよね。
    猿は要注意です。 私も城山の根小屋地区の公園で、野生の猿に遭遇しました。
    静かに下がって距離をとりましたが、ずっとこちらを見ていたので、怖かったです。
    飛び掛かられたらカメラで殴ろうか等と、考えてしまいました(><

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    1. ugo1060さん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      野生の動物に良く遭うのは、それだけ山へ入っていると言うことなのでしょうね。
      一々記事にしませんが、一番多いのはカモシカです。
      この場所の猿の群れには、この数日後にも遭いました。
      記事のネタ切れの時はまた載せるかも知れません (^^ゞ

      猿も油断をすると襲われるようですね。
      飛騨の猿はそのようなことは無いですが、
      仲間は逃げてもボス猿は留まって、こちらを見ていることがあります。
      目を合わさないようにするのが良いようです。

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