冬が終りに近付いた頃、山を歩くと木の幹の周りだけ丸く穴が開いたように雪が溶けているのが見られます。
その様子は「根開き」と呼ばれて春の季語にもなっています。
深く積もった雪であっても何故そこだけ早く溶けるのかと疑問に思うところですが、
その原因には二つの要素が考えられます。
一つは太陽の光を浴びた樹の幹が熱を蓄えてそのため近い所から溶けること、
そしてもう一つは春になって木の芽を吹き出すために根から水分を枝先へと揚げることで、
地下の方が空中より気温が高いため水の流れが樹木そのものの体温を上げ、
その熱で溶けやすくなるとされています。
何気ない風景の一つですが、その訳を知ると春の訪れが感じられ楽しくもなりますね。
こんばんは。ゆーしょーです。
返信削除この現象、「根開き」というのですね。
雪の降らない和歌山周辺の山では
見られないです。
俳句歳時記では、春の季語になっているのですね。
ゆーしょーさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
根開きは北国の比較的新しい季語とのことです。
調べてみたら、たなか迪子の句集、(沓あと)に「沓跡はまつすぐ神へ木の根開く」と言うのがありました。
根開きの木は神が存在するようだと言った意味なのだそうです。
なるほど
返信削除それで木の周りは雪解けが早いのですね。^~^
光も明るく春らしくなりましたね。
雪に映る木の陰が優しく感じます。♪
yutaさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
飛騨も山奥にはまだこんなに雪が残っていますが、
さすが春ですね、強い日差しで春らしくなりました。
自然が輝いて見える時期ですね。
「根開き」と言うのですか・・・。
返信削除写真でしか見たことがないのですが
少し雪が解けて春がやってくる、と木がほっとしているように見えていました。
木が温まるので雪が解けるのですね。
春がやってきますね。
春がやってくる合図のようですね。
miyabiflowerさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
昨日もこの辺りでは雪が舞いました。
春も入り口を覗いただけのように思えますが、
それでも日差しには温か味を感じます。
樹木も内から外から温められて春を感じているでしょうね。
今日は天気も良かったので福寿草の写真を撮りに行って来ました。
なんと・・優しい、季節語でしょうか>
返信削除はい・・この光景、見かけますよ
雪が降り積もらないこちらでも
たまに・降った雪、積もった雪が、木の周りだけ溶けている様
なるほど・そんな自然界の訳が生きているのですね
お話や、画像で
静かな春の芽吹きを感じます・・
華やかさだけが、春ではない・・ことを
素敵ですね・・
zakkkanさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
季語は四季の美しさを感じますね。
と同時に日本語の美しさも・・・
根開きが見られるようになると風にも温かさがあります。
三寒四温を繰り返しているうちにもう彼岸です。
これからは一気に気温も上がって春らしくなるでしょう。
飛騨の春はゆっくりとやって来るので、
余計に待ち遠しく感じます。
こんばんわ
削除滅多に雪が降らない所だから、見た事無いわ。木は白樺かなあ?
私の方にはヤシの木なら有りますが、白樺はないです。
木の周りだけ溶ける理由は分かりましたが、実物は見た事ないです。
見てみたいわ。
理恵さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
南九州、四国、紀伊半島、伊豆半島、房総半島と・・・
温かな所にはヤシの木が見られますね。
南国独特の風景で、見ただけで温かさを感じます。
飛騨ではビロウすら珍しいのでかえって憧れます。
根開きはたくさん雪が積もる所でなければ見られませんが、
そんなに積もるのもかえって困りますよ。
私は降らない所に住みたいです。
根開けるという言葉は俳句の春の季語にもありますね
返信削除根元が丸く雪が溶ける春だな~と感じる姿です
匿名さん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
この写真の様子がまさしくそれです。
深く雪が積もった所でも同じように丸く開きます。
今日は天気も良かったのでもっと大きく開いたと思います。