山道を歩いていると行く先を飛んで道を案内してくれるように翔ぶ虫がいます。
通称「道しるべ」、「道教え」等と言いますが、正式にはハンミョウ(班猫)と名付けられています。
そのハンミョウの存在を知っている人は多いと思いますが、
今回はそれとは違ってツチハンミョウを紹介します。
一見、瑠璃色の光沢を持ってきれいな虫!と、手に取って見てみたくなりますがご注意を!
ツチハンミョウの仲間は体液に毒成分のカンタリジンを有するものが多く、
分泌された毒液が皮膚に触れると水ぶくれを起すと言われています。
反面、毒は薬で水疱形成剤として使われ、イボ治療などに効果があるとのことです。
ツチハンミョウは普通のハンミョウのように翅が退化して翔ぶことが出来ないためただ歩くのみですが、
これが意外と早く移動するのです。
枯葉の間を素早く歩く姿をしばらく観察しました。
※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。
こんばんは。ゆーしょーですう。
返信削除おっしゃるように、ツチハンミョウの歩くのは早いですね。
ちょこちょこちょこちょこ歩いています。
途中何か食べるものを見つけたのでしょうか。
立ち止まって食べていますね。
ゆーしょーさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
カメラで追っていたので動きは何時もより早かったかも知れませんが、
さすが6本脚です、早いもんですね。
身体が(関節が)柔らかいのかくねくねと曲げて面白い動作をしていました。
触れると被れるので触りはしませんでしたが、
観察してみたかったです。
啓蟄
返信削除そうですか・・もう虫が、行動し始めてますか
先日、モンシロチョウを追っかけている、ベビーに逢いました
植物園では、シジミチョウが、羽音をさせてましたね
春・花だけではなく
動植物が、行動し始めるのですね
zakkkanさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
飛騨も今回の場所は奥飛騨でまだ日陰には雪が残っているような所でしたが、
虫の中には目覚めて活発に動くのも居るようです。
ひょっとしたらまだ冬眠の途中なのにお腹が空いて出て来たのかも知れませんね。
温かな日には蝶も翔ぶようになりますので、これからの季節は山歩きも楽しみになります。
今年もまた色んな出遭いがありそうです。
自然が目覚めて動き出すって良いですね。
毒にも薬にもなる・・・ってやつですね?
返信削除ばんばはまず触ることは無いから大丈夫ですが、中には綺麗な色に惹かれて捕まえてみたくなる人もいるかも、ですね。
ばんばさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
そうですね、毒草と同じで毒は使いようによっては薬となると言うことですね。
普通の大人であれば疑って掛かるので先ず触れることは無いと思いますが、
子供なんかだったら触ってしまうかも知れませんね。
事実、私も昔この虫を摘んだことがありました。
何やら白い液体のようなものが出て、とても臭くてツン!とした匂いがしました。
被れたかどうかは覚えていませんが、気味が悪かったです。
見たことの無い虫です。
返信削除こんな個性的なコウチュウを見つけたら、私の場合、有毒という知識が無かったら、興味本位で不用意に触ってしまうことでしょう。
毒が有ることを覚えておきます。
blue-wing-oliveさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
昔、オオムラサキの幼虫の調査でエノキの枯葉をめくっている時など欲目にしました。
しかし通常ではあまり見られる昆虫ではないような気がします。
この時は偶々歩行中のものに目が停まったので写真にも撮れました。
私の場合は触れた後で被れたりはしなかったですが、強烈な悪臭がしました。
それがどうもツチハンミョウの予防線のような気がしています。