2021年3月29日月曜日

越冬したヒオドシチョウ

 成虫で越冬する蝶はいくつかの種類があり、

タテハチョウ科ではアカタテハやルリタテハ、ヒオドシチョウなどがいます。

ヒオドシチョウの幼虫は柳や榎の葉を食べるため身近に見られ、

春先には翅が傷んでボロボロになった姿のヒオドシチョウが、

陽だまりで日向ぼっこをしているのがよく見られます。


ただ、産卵の後幼虫は蛹となってやがて羽化するのですが、

蝶となって現れるとなかなか姿が見られなくなります。

せっかく生まれたのに何処へ行ってしまったのか?と不思議ですが、

その多くは夏の暑さを避けて高原などで過す者や日陰でじっとして夏眠をするのです。

秋になって少し活動をするものの冬は冬眠と、一年の大半を眠っているような生活サイクル、

詳しく観察してみると色々解って来て面白いものですね。










8 件のコメント:

  1. おはようございます。飛んでいるチョウをなんとなく見ていますが、チョウの一生を見ていて
    面白いですね。夏の暑い時は日陰で休んでいるのですね。
    ↓の山野草も今年も見れないだろうなあと思い、こちらで楽しませてもらいました。

    返信削除
    返信
    1. sumomoさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      蝶も種類によって生活の状態が変わるので興味が湧きます。
      年に1回しか成虫になれないものと何度も世代を繰り返すもの、
      環境も違えばそこに棲む種類も違います。
      山歩きをしていると様々なステージに出遭うので勉強になります。
      山野草はこれから夏に掛けて色々見ることが出来ますのでまた記事にしますね。

      削除
  2. お久しぶりでございます
    ご無沙汰いたしています

    膝を痛めてから ずっと巣ごもり状態で 出かけるといえば整形外科だけと言う有様のこの一ヶ月でした
    仕事もカメラも全て休止で 予定していた桜撮影もキャンセル  
    春らしい陽気にもどこか素直になれない自分がいやです 笑

    アカタテハも越冬するのですね 前に教えていただいたことを思い出しています
    このお写真の中では アカタテハだけ知っています

    飛騨の頼りを楽しみにしています

    返信削除
    返信
    1. れんげそうさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      身体の具合が悪かったのですね。
      それで今は少しは調子が良いのでしょうか?
      あまりご無理はされず気長に静養して下さいね。
      好きなことが出来ないのは辛く、やりたいのに気分も乗らないのは尚更ですね。

      アカタテハやルリタテハなどは山里に多く見られます。
      子供の頃から慣れ親しんだ種類と言っても良いですね。

      削除
  3. おはようございます
    昨日の雨あがりです・
    蒸し暑さを、今年、初めて経験しました(笑)

    越冬ですか
    凄いですね、この羽の痛み加減が、越冬の印でしょうか?

    生き物の凄さをみますね
    さ~・思い切りのこれからを、楽しみですね

    蝶が飛び始めると
    この気温も、本物でしょうか?
    そろそろ、衣替えですね

    返信削除
    返信
    1. zakkkanさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      昨日の雨は上がるのが予報より遅れたので今朝は雨上がり直後の感じでした。
      それで一気に日が差し、気温も上がったので暑さに堪えましたね。
      日中は汗ばむ陽気となり、黄砂が酷くて何だか気分も思い感じでした。

      蝶の中で成虫で越冬する種類はいくつか居ますが、
      この手のタテハチョウは翅が傷むのが多いです。
      キチョウなどはあまり傷まないので春に羽化した個体かと思うほどです。
      それぞれの環境で違うものですね。

      今日はモンシロチョウも翔んでいました。
      白い翅は菜の花には良く合いますね。

      削除
  4. 私も今日で先でこの蝶見ましたよ~~~
    ドタバタってな感じで飛んでたのでよく見えましたが、これから元気になるんかな・・・・

    返信削除
    返信
    1. ばんばさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      私も富山で今日も見ました。
      テングチョウと一緒に飛んでいましたがこの時期は良く見ますね。
      これから交尾して産卵の時期が終ったら一生を閉じます。

      削除