2021年7月31日土曜日

乗鞍の高山植物 2021 (畳平とお花畑の花)

 今回はバスの終点畳平と畳平にあるお花畑の花を観て周りましょう。

バスターミナルの裏へ降りると木道が設置してあり、

登山の装備などしていなくても気軽に歩けます。

主だった高山植物がたくさん見られるので時期を合わせて散策されると良いです。

特に見て頂きたいのはクロユリとハクサンイチゲの群生、

クロユリは階段を下りた所と木道の一番奥が特に多く、

ハクサンイチゲもその規模は北アルプス随一と言われています。


※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。




↑ コイワカガミ


↑ キバナシャクナゲ


↑ ハクサンイチゲ


↑ ジムカデ


↑ コバイケイソウ


↑ チングルマ


↑ コウメバチソウ


↑ クロクモソウ


↑ クロユリ


↑ クロユリ


↑ ミヤマオダマキ


↑ ミヤマダイコンソウ


↑ ミヤマダイモンジソウ (蕾)






2021年7月30日金曜日

ハナビラタケ

 夏のキノコで赤松などの根元に発生するキノコです。

大きなものだとバレーボールほどの大きさになり、

姿はアジサイの花を思わせる花弁のようなので一目で判ります。

炒め物やパスタなどにすると美味しくて最近では栽培物がスーパーなどでも売られていますね。


採って来てきれいに洗い、乾燥しました。


※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。












2021年7月29日木曜日

乗鞍の高山植物 2021 (大黒岳~富士見岳)

 桔梗ヶ原にある大黒岳登山口から大黒岳登山道に登ります。

ご来光やライチョウ観察で人気の山の大黒岳へは畳平から登るルートもありますが、

私は桔梗ヶ原から登る方が楽なので今回はこちらを選びました。

途中、2ヶ所の暗部にはコマクサの群生地があり、

これだけたくさんのコマクサを一望出来る場所は乗鞍でも珍しいです。

そのような訳で今回の画像の多くはコマクサに割きました。

また珍しい白花のコマクサは今年も健在でした。


その後、富士見岳山腹を横切る登山道沿いに歩きましたが、

途中には珍しいイワヒゲが見られる場所もありました。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧下さい。



↑ 登山道の両側の礫地はまるでコマクサ畑のようです


↑ コマクサの群生


↑ 高山植物の女王コマクサ


↑ 珍しいシロバナコマクサ


↑ ハイマツ


↑ コケモモ


↑ コガネイチゴ


↑ イワヒゲ


↑ タカネナナカマド



↑ 登山道に現れたカヤクグリ









2021年7月28日水曜日

ジャコウアゲハの蛹

 以前(5月27日)の記事でジャコウアゲハの産卵を紹介しましたが、

先日、その後が気になって訪ねてみました。

いくつかの幼虫は無事に蛹になったようで、

食草近くの他の植物の葉裏や、ガードレールに蛹化したのが見付かりました。

他にも終令幼虫で摂食中のものも見られました。


蛹はこの時点ではまだ寄生されているかどうかは判りませんが、

無事に羽化して欲しいと思います。


また、この蛹の形は面白く、怪談「番町皿屋敷」のお菊が後ろ手に縛られた様子に似ていることから、

「お菊虫」とも呼ばれています。










2021年7月27日火曜日

乗鞍の高山植物 2021 (桔梗ヶ原)

 平湯登山道下山口の次にある停留所は桔梗ヶ原にあります。

本日はその辺りの主だった花を紹介したいと思います。

桔梗ヶ原のキキョウはイワギキョウのことを言うのですが、

かつてこの辺りにはたくさん咲いていたのでその名が付いたようです。

今は乗鞍全体で見られるようになったので特別感は無いです。

今回はまだ全盛期ではなく少量のみでした。


桔梗ヶ原の一面に拡がるハイマツ帯は飛騨山脈の中でも屈指の規模と言われています。


※ 前回の土俵ヶ原~大丹生岳と今回を合わせた動画が最後にありますのでご覧下さい。



↑ ミヤマバイケイソウ (コバイケイソウと同じ仲間ですが乗鞍では少ない種に入ります)


↑ ハクサンボウフウ (セリ科で前回のミヤマゼンコの近似の植物ですが葉の形などが違います)


↑ ハクサンイチゲ (畳平に大群落があるのでその時にも登場しますが人気の高山植物です)


↑ 同上 ハクサンイチゲ


↑ コバイケイソウ (数年に一度たくさんの花を付けますが今年は大当たりでした)


↑ 同上 コバイケイソウ


↑ クロユリ (これまたハイカーや登山者には人気の花ですね)


↑ 同上 クロユリ (クロユリも本州の高山帯の物は矮小でミヤマクロユリと呼ぶ向きもあります)


↑ ミヤマタンポポ (低地のニホンタンポポの高山型と言われており、シナノタンポポの別名もあります)


↑ ネバリノギラン (花に粘りがあることから低地のノギランとは簡単に区別出来ます)


↑ ヨツバシオガマ (この花も乗鞍では至る所で目にすることが出来ます)






2021年7月26日月曜日

飛騨小坂濁河の滝

 こうも毎日暑いと涼しい場所に行きたくなりますね。

・・・と言うことで今回の記事はは下呂市小坂町、御嶽山の麓にある濁河温泉の仙人滝と白糸の滝です。

どちらも大した落差では無いですが趣の違った二つの滝は簡単に行けるので涼を求めるには良いです。

どちらも標高が1.500m以上なので居るだけでも涼しいです。


※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。








↑ 以上6枚 仙人滝





↑ 以上4枚 白糸の滝