触角の間に突き出た口唇のようなものが天狗の鼻に似ていると言うことで天狗蝶と名づけられました。
以前はこの種だけでテングチョウ科とされていましたが、
今はタテハチョウ科の中のテングチョウ亜科に分類されています。
図鑑に依ると幼虫はエノキの葉を食べて育つと書いてありますが、
エノキが無い所でも発生したばかりの個体を見ることがありますので、
エノキ以外の植物を食べているのかも知れませんね。
年に1化の蝶でこの時期に羽化しますが、集団での吸水が見られるのは梅雨時です。
この日も河原に数頭のテングチョウが吸水に訪れていました。
このチョウは夏秋冬を越して来年の春にまた活動をするので、
寿命はチョウにしては珍しく1年ほどに及びます。
※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。
近所の公園で春先一番に見るのがテングチョウです
返信削除この季節になるとあまり意識をせず 見逃していましたが
先日散策途中で見かけて まだいるんだなとなんだか
変な勘違いをしてました(><: 表翅が美しいのですよね
ugo1060さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
早春にいち早く見られる越冬したチョウは嬉しいものですが、
その中にテングチョウもありますね。
羽化の時期にはたくさん見られて、夏に姿を消すチョウは他にヒオドシチョウや大型のヒョウモン類が居ますね。
冬越しが出来るほど寒さに強い代わりに、
夏の暑さには弱いようで行動が止まったり、高所へ移動したりするのですね。
あ!! お!!! これは
返信削除教えてくださったテングチョウですね
鮮やかなオレンジ色が美しく見えます
見かけはとっても地味で 私は見た時に枯葉か はたまたゴミかと思いました 笑
よく見るととてもユーモラスです
教えていただいたおかげで いっこ物知りになりました(°▽°)
れんげそうさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
先日、れんげそうさんも記事にされていましたね。
翅の裏の模様は個別に違っていて面白いのですが、
表はなかなか見せてくれませんね。
本州で見るテングチョウより沖縄で見るものはもっとオレンジの紋が大きいです。
そのためより鮮やかに見えますよ。
幾つも群れて飛ぶ様子は紙吹雪が舞っているようですね。
色鮮やかな蝶ですね。
返信削除小さいし、動きが早いので動画撮影は難しそうです。
yutaさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
飛び回るチョウは結構機敏で、
方向も決まっていなくて動画撮影は苦労しますね。
予測した方向にカメラを動かしても写っていないことが多いです。
フラフラとした映像は観ている方が酔ってしまうので長時間は無理ですね。
珍しい蝶ですね、
返信削除教えて頂いたおかげで
蝶の長生きさんもいるということが
わかりました!(^^)!
rabbitjumpさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
公園などにエノキは植栽されているので結構町中でも見られるチョウですが、
小さいのと全体に地味なことで気付かずにいることが多いようです。
環境が極端な高山帯に棲むチョウで足掛け3年の寿命を持つものが居ますが、
平地では1年は長い方ですね。
これは、これは・
返信削除はい・・これは、私には、捉えることが不可能な蝶です(* ´艸`)クスクス
羽の文様が?どこか天狗を想像させられます(笑)
そうですか・・くちばし?とでもいうのでしょうか
なるほど・・見れば・・そう見えますが
説明が明確だからですよ、ありがとうございます
これからは、蝶の季節ですね
それも、知られざる・・蝶ですね
楽しみにしています
zakkkanさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
大きなチョウであればピントも合いやすく撮影も難しくは無いですが、
小さくて、飛ぶのが早いと追い掛けるのが大変です。
天狗とは架空のものですが、私も彫刻でお面は彫ったことがあります。
このチョウはそんなに鼻が長い訳では無いですが、
見ているとそんな風にも見えて来ますね。
この季節が本州では一番昆虫を見ることが多いです。
先ほど外へ出たら玄関周りにトックリバチが2匹飛んでいました。
カメラを持って外へ出たら蜂は居なくて代わりに、
オオチャバネセセリと言うチョウに入れ替わって居たので、
そちらを写して来ました。
何かしら出逢えるので毎日が楽しみです。
テング蝶ですか~?
返信削除私はたぶん見たことがないかも~~
となれば・・・
あってみたいものですね~~~
ばんばさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
この時期ならテングチョウに会う機会はありそうです。
エノキの木がある近くであれば羽化した個体が飛んでると思います。
梅雨が明けると夏眠に入るので姿を消しますが、それまでがチャンスです。