「ヒオドシ」と言うのは「緋縅」と書いて緋色の縅(をどし)のことで、
昔の武具の緋色の鎧と言う意味です。
緋色とは「真っ赤に燃える」の意味があるのですが、果たしてこの蝶の色はそんな色に見えるかどうか・・・
それでも名付け親にはそのように映ったのでしょう。
これもいかにも古典的な日本らしい名前と言えますね。
タテハチョウ科で先日のテングチョウ同様にこの時期に羽化して、
夏、秋、冬を過して翌春に産卵して一生を終えます。
幼虫はエノキや柳の葉を食べて育つので家の周りなどで見掛けるのですが、
真夏には標高の高い涼しい所で過すため案外普通に見られる種ではないようです。
※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。
動画を見ていると見入ってしまいますね^^
返信削除綺麗なヒオドシチョウです
ugo1060さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
ヒオドシチョウは春先に越冬した翅の破損個体は良く見ますが、
新鮮で美しい状態のものを見る機会が少ないですね。
チョウの羽化直後と言うものは本当に美しいものです。
名前が素晴らしいですね。
返信削除なるほど緋色に私も見えました^^、
艶やかですね。
目立ちすぎるほどなので、
羽を重ねると目立たない色は上手に逃げるため?
rabbitjumpさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
良いところに目を付けられましたね。
仰るように翅を拡げると鮮やかな緋色が見えて閉じれば隠れるのは自衛の手段です。
裏面が地味なチョウはたくさん居ますがそれが目的のようです。
それに翔んでいる時に裏表の色が混じって、保護色になったりします。
あの美しいギフチョウなども翔ぶと枯れ葉色になってしまいます。
自然の仕組みは上手く出来ているものですね。
どなた様がなずけたのか
返信削除名前からすると、かなり古い時代に遡りますね
「緋色」この言葉すら、次第に使わなくなっていますものね
なるほど、鎧ですか
武具の装飾には「緋色」は欠かせない色ですよ
豪華さと、気負いを設えた鎧に、蝶を視たてたのですか?
可憐な蝶も、こうして説明して頂けると、その趣を感じます
zakkkanさん、こんにちは。
削除コメント有難うございました。
種類は多くは無いですが、昔から馴染みのチョウは居たようで、
万葉集などにも色々なチョウが出て来ます。
昆虫なども全て学名が付けられていますが、
それとは別に和名があります。
覚えやすいようにと、特徴を表わすために付けられた名前は、
日本らしいものが多くありますね。
瑠璃色の名前を付けられた虫たちもたくさん居ますよ。
ルリオサムシ、ルリハムシ、チョウではルリシジミやルリタテハなど、
これらの名も古典の匂いがしますね。
かっこいい蝶ですね~~~
返信削除ちらっと見えるときの翅の色が素敵です~
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
タテハチョウの仲間は名前の通り、翅を立てて止まることが多いですが、
気温の低い時などは開く時もあります。
瞬時に見えた鮮やかな色は記憶に残りますね。
sikisai01さん
返信削除こんにちは (゚▽゚*)♪
各地で大雨です。
どうぞご用心ください。久遠の恵
久遠の恵さん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
今年は空梅雨かと思いましたが此処へ来て良く降りますね。
梅雨末期の大雨が暴れています。
お互いに気を付けましょう。