2022年のきのこ （ウスタケ）

 きのこもカビのようなものですから湿気が多いと発生しやすくなります。

従ってジメジメした梅雨の頃でも色々なきのこが顔を出します。

しかし今年の梅雨は雨が少なく例年のような環境ではないためこの時期のきのこは少なく感じます。

それでも山歩きの時は偶に目にすることも出来ます。

今回見たのはウスタケで形はアンズタケのようにラッパ状に傘が開いているので、

特徴的には見分けが簡単な種で、モミなどの針葉樹の林に良く発生します。

このきのこは消化器系の中毒症状を起こす毒を持った毒きのこですが、

一部地域では湯でこぼして食べると言う話も聞きます。

しかしあくまで毒成分があるので食さない方が無難でしょう。