呂瀬と書いて「ろっせ」と読みます。
飛騨は山国で奥深い山村では後継者も地元を離れ、
老人だけの集落では新しく家を護る者もいなくなり荒れ果てて行く一方です。
この呂瀬集落もその一つで以前はスキー場もあり人も多く賑やかでした。
今では主の居ない家が目立ち、特に昨冬の大雪で傷められた家屋もあります。
この廃墟の隣にはしっかりとしたお堂があり、
何気なく見てみると扉の格子はあの千鳥格子でした。
立派な造りが周りの風景に似つかわしくなく、とても勿体無く感じました。
ご訪問有り難うございます 飛騨からの発信のブログです 四季折々の話題などを載せたいと思います 過去ブログは右の「Myブログ(過去の四季彩日記)」の欄よりご覧下さい 2003年から綴っています
ゲンノショウコはドクダミ、センブリと共に三大民間薬として昔から利用されています。
刈り取って陰干しにして煎じて飲むと下痢止めや便秘にも効くと言われており、
その他にも色々な効能があるようです。
そのゲンノショウコですが西日本では花の色が紅紫で、
東日本は白色に棲み分けしているようです。
そしてその境はどうも飛騨地方らしく、当地では両方の花が見られます。
でも一ヶ所で見られる所は少なく、大概どちらかが多かったりします。
今回の場所はほとんど両方とも同じ量の花が咲いていました。
両方有ると、ひょっとしたらモザイクも?と思って探してみましたが、
そのようなものは見られませんでした。
ハイブリッドが無いと言うことは種のDNAが安定しているのですね。
※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。
飛騨山脈の双六岳に源を発する双六川は水がエメラルド色に透き通る美しい川です。
上宝町中山で高原川に合流するのですが、
中山から山吹峠までは集落沿いの風景が好きで昔から良く訪れた場所です。
古滝、中洞、尻高、清水は何処も家が数軒の小規模集落です。
少子化で奥飛騨の限界集落とも思われるのですが、
人々の生活の息遣いが感じられる佇まいは記憶に残る原風景と言えるでしょう。
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毎年近くで子育てをするノスリですが、
今年は春に姿を見た限りで夏の間は何処かへ行ってしまったようで、
定位置の電柱にも見られませんでした。
しかし秋になって幼鳥と思われる個体をほとんど毎日見るようになりました。
きっと近くの何処かで子育てに成功したのでしょう。
間も無く渡りの季節です。
そのタイミングを計っているのかも知れませんね。
鷹と言えば猛禽類の王者なのに人には敏感で、
ある一定の距離に近づくと逃げてしまいます。
仕方が無いので望遠を効かせての撮影なのでどうしてもピントが合い辛いです。
※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。
きのこ教室の予定日の前には下調べをして来ます。
何も採れないと話にならないのでなるべく良い状態の場所へ案内するためです。
この日も一通りの山を回って目星を付けて来ました。
シャカシメジはまだ幼菌でしたが、後日の本番にはちょうど傘も広がって良かったです。
まだ他にもいくつかありましたが、お蔭様で皆さん大喜びで帰られました。
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きのこ狩りなど山歩きをしていると、
時に樹木の根元付近に小さなコブが付いているのが目に付きます。
これは一種の樹木にとって病気のようなものですが、
実はこれ、知る人ぞ知る宝物?に変身するのです。
指で強く押すとポロッ!と取れるのでそれを茹でて皮を剥くと自然の造形が現れ、
美しい不規則な渦巻き模様は見ていても不思議なものです。
キーホルダーやストラップなどのアクセサリーにいかがでしょう?
田んぼの稲も色付いて稲刈りの風景もあちこちに見られるようになりました。
今はほとんどの田んぼでは機械が入って簡単に刈り取ってしまいます。
昔は家族総出で鎌を持って手刈りをしたものでしたが、
今は袋に入った籾が出て来るのでとても楽です。
しかし天日で干した米は美味しいのですよね。
そのためわざわざ手間を掛けて手刈りする田んぼも見掛けます。
通り掛った広い田んぼ、撮影は一週間ほど前だったので、
もうすっかり稲刈りは済んでいるかも知れません。
※ 画像の最後に動画がありますのでご覧になって下さい。