亜高山帯に分布するシラタマノキ、ツツジ科の小潅木です。
ドウダンツツジ型の小さな花を付けるのですが、
丈が低い植物なのでどうしても存在感が薄れます。
しかし晩夏には真っ白な実を結ぶので反ってそれで目に付きます。
この実のように見える真っ白な球体は実はガクが肥大して小さな種を包んだ状態なのです。
構造上からすればリンゴや梨などと同じのようですが、果肉の部分がガクなのが違いです。
その白い部分を潰して匂いを嗅ぐとサロメチール(メンソール)の香りがします。
トクホンとかサロンパスを貼った時のような爽やかな・・・
そんな匂いですから食べようとは思いませんが食用にはなるとのこと、
以前果実酒を漬けたことがありましたが、やはり自分的には好きな味では無かったです。
※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。
シラタマノキ、潰して匂いを嗅ぐとメンソ-レの匂いがする、
返信削除以前は、トクホンとかシップを貼ったりするとすれ違いざまに、
すぐ匂いで分かりましたね。
そのような匂いのする花、珍しいです。
今私ぎっくり腰になり、腰に湿布してます。
今はシップも無臭で、外に出ても何も匂いません。
大威張りで出かけられます(威張る必要も無いですが)。
雪うさぎさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
シップ薬のサロメチールの匂いがする植物はそんなに多くは無いようで、
シラタマノキの他には樹木のミズメの枝にも含まれている程度でしょうか。
サロメチールの匂いって、貼り薬も今は無臭化されているのでピンと来ない人も多いかも知れませんね。
ぎっくり腰は癖になると言いますね。
私も昔、やったことがあるので痛みは知っていますが、
その後もちょっとしたことで罹ってしまいます。
湿布を貼って早く治ると良いですね。
シラタマノキというのはいまだあったことがないかも…
返信削除メンソール系の香りですか?
香りの想像はつきますね~
でもこの実がその香りするとは想像できない~~(>_<)
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
乗鞍岳の鶴ヶ池畔の道端にあるので見ようと思えば見られますが、
標高の低い所には無いので稀ですね。
それに実になるのは秋ですから夏は花しか見られないですが・・・
本当に見た目にそぐわないメンソールのような爽やかな匂いですよ。
まあ なんて可愛らしい実
返信削除でもサロンパスとかトクホンの・・・・この言い方も昭和やわ^^
食用には向きませんね ミントならいいけど・・・・
れんげそうさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
サロメチールの匂いは一番に湿布薬を思い出させます。
噛んでみると甘いのですが、直ぐにその匂い(味)が追い掛けて来て美味しいものではありません。
むしろ入浴剤にしたいくらいです。
昭和、そう言えば平成生まれの人には解らないかもですね (^^ゞ
名前のごとく、白玉で可愛らしいですね。
返信削除可愛いのに、サロンパスやトクホンの臭いって。。(-_-;)
一度試しに匂いを嗅いでみたいです。。
花は可愛いのに、匂いが臭いという植物結構ありますね。
ヒサカキだったかな?小さくて可愛い花なのに、沢庵やガスの様な匂いがしました。。
えみさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
このシラタマノキの実は独特の匂いです。
同じようなサロメチールの匂いはミズメの枝にも含まれていて、
それもまたシラタマノキのような匂いがします。
ヒサカキの匂いは悪臭ですね。
他にもありますが、悪臭を放つのはハエなどに虫媒させるための仕組みのようです。
腐ったような匂いならハエなどが集りやすく、花粉媒介が出来ることを考えての進化のようですよ。