春になって木の芽が吹き花が咲き乱れると蝶の動きも活発になって来ます。
蛹で冬を越し春を待っていた蝶や成虫で冬越しをした種など様々です。
今回は厳しい冬を越したキベリタテハと春になって羽化したトラフシジミです。
キベリタテハは亜高山帯に棲む蝶ですが冬越しには標高を下げるので林道や渓川縁などでも良く見かけます。
翅の縁は傷んでトレードマークの黄色い縁の色も褪せて白くなっていますが、
貫禄は備えています。
トラフシジミの幼虫はウツギの花などを好んで食べるので田舎の人家周辺でも見られます。
この蝶は春と夏にそれぞれ羽化しますが、
裏面の模様が違っていて別の種類かと思ってしまいます。
今回の個体は春型です。
※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。
↑ 以上4枚 キベリタテハ
↑ 以上4枚 トラフシジミ
↑ 越冬後のキベリタテハ
↑ 吸蜜に来たトラフシジミの春型
キベリタテハは未見です。近隣には生息していないのでは?
返信削除と思います。昔と違い、何かに夢中になり追いかけて行く
という感情が薄れているような気がいたします(><
情けないですね~・・・
ugo1060さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
キベリタテハはアカタテハやキタテハと比べると山地性の強い蝶ですね。
関東であれば栃木や群馬の山奥で棲息しているでしょうか。
せめて奥多摩辺りで見られると良いのですが、
食樹のダケカンバなどが無いと無理かも知れませんね。
歳を取ると出掛けると言う気力自体が乏しくなりますね。
春型と夏型と同じ蝶でも色柄が変わるのですか?
返信削除昆虫の世界ふしぎだ・・・
キベリタテハ、この辺でも見かけることがあるような気がします。
かっこいい蝶ですね。
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
年に2化する蝶はいくつかが春と夏、夏と秋にそれぞれ違った模様になる種があります。
前者ではトラフシジミの他にサカハチチョウが居ますが、
後者ではキタテハやシータテハなどが居ますよ。
キベリタテハは越冬後では偶に平地でも見ることがありますね。