七十二候では5月11日からは”蚯蚓出(みみずいずる)”と言われています。
湿った場所が好きなミミズは梅雨の頃になると地表も湿って来るので
外に出ることが多くなるのでしょう。
ミミズはご存知のように目が有りません。
土中で生活するので必要が無いのかも知れませんね。
名前の由来は目が無いため「目見えず」からメメズになり、転じてミミズになったようです。
ミミズで何時も不思議に思うことですが、
夏の土用になると道路上で干からびて死んでいるのを良く見掛けます。
梅雨の間に地表近くまで上がって来たのですが、
目が見えないので深く潜る方角が判らなくなったのかな?、
なんてことは無いのでしょうけど、
明らかに表面に留まって太陽の光に焼かれることは自殺行為です。
昔のたとえ話では、土を食べているミミズがお釈迦様に「この世の土を全部食べたら無くなってしまいます、次は何を食べたら良いのでしょう?」と聞いたところ、
お釈迦様は、「そんなに心配なら土用になったら土の表へ出ていなさい」と言われたそうです。
その言葉を守ってミミズは地表に出るのだとか・・・
何とも面白い寓話ですね。
さて、今回は長い姿の生き物が嫌いな方も多いので画像や動画は載せませんでした。
どうしてもご覧になりたいのであれば(ミミズ、画像)で検索するとドッサリ出て来ますよ (*^_^*)
そんな嫌われ者のミミズですが、渓流釣りには大事な釣り餌になります。
海釣りのイソメやゴカイと同じで必要に迫られると気持ちが悪くても触れるようですね。
目めずとは佳いお話うかがいました。
返信削除おかげさまで博学になりました^^
か弱いので?^^私は触ることが出来ませんが、
釣り人に、ミミズは大活躍ですね。
楽しく・拝読
返信削除一匹の生き物に・お釈迦様が出てくると
それは、まさに・正論だと、うなずけます
ミミズ・もう、すでに見かけます
干からびる前に、格好の鳥たちの餌とかしてます
あの小さなスズメでさえも、大きなミミズを加えている姿が増えました
土用まで待つ?
そんな時代では・それとも、温暖化で
土中が住みにくくなったのかな?
rabbitjumpさん、こんにちは。
返信削除コメント有難うございました。
名前の語源って必ず何かあるのですが、長い年月の途中で訛ってしまうものが多いですね。
何故なのか?と思います。
確かにこちらでも「ミミズ」を「メメズ」と呼ぶこともありますが・・・
私は頑丈な男ですが、それでも長い物は触るに勇気が要ります(笑)
zakkkanさん、こんにちは。
返信削除コメント有難うございました。
この話し、何時、何処で聞いたものか忘れましたが、
屋は日本は仏教の国ですね~
昔、近所で鶏を飼っていたのですが、放たれた鶏は良く土を掘ってミミズを探していました。
鳥たちにもご馳走なのですね。
気候の変動は動植物にも大きな影響を与えていますね。
昔の歳時記が通用しなくなっています (-_-;)
目見えずからミミズになったのですね。
返信削除なるほど、ひとつ物知りになりました。
しかし、お釈迦さまも随分むごい提案をされたものですね。
畑仕事をしていると、ミミズは良い土の証言者みたいなもので、印象がとても良いです。
触りたいとは思いませんが。
BBpinevalleyさん、こんばんは。
返信削除サンフランシスコからのコメント有難うございました。
ブログのお友達の更新が途絶えると心配になりますね。
私の以前のリンク先の方も急に亡くなられていたことがありました。
ご家族が代わりにコメント下さったので判りましたが、
それまでは定期的に記事もアップされていたのでビックリしました。
高齢になると何時我が身に降り掛かるか分かりませんね。
ミミズの語源、日本ならではの発想でしょうかね。
そして寓話もまた・・・そんな事例が海外でもあるのかも知れませんが、
例えで物事を教えるのはいかにも日本的かと思います。
ミミズが耕した畑は空気を含んでふっくらとしていて作物の実りも良いようですね。
これぞ「縁の下の力持ち」を地で行くことなのかも? (*^_^*)
ミミズやイトミミズ。。。あんまり見なくなりました。。
返信削除私は、ミミズは触る事が出来ますが。。イソメやゴカイは噛むので、ちょっと苦手です(;^_^A
えみさん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございました。
えっ?、イソメやゴカイは噛むのですか??
私は知らずに鉤に刺していました (*^_^*)
あの手の脚がたくさんある者は噛むのが徳意なのかも知れませんね。
長崎県平戸の方のブログですが、ムカデに何度も噛まれたと言う記事がありました。
私はまだムカデにも噛まれたことは無いのですよ (^^ゞ