2021年5月30日日曜日

アサギマダラの吸蜜

冬のうちは遥か南の島で過して春になると本州を目指して渡って来る蝶のアサギマダラ、

なかなか人気があるようで最近良く記事も目にします。

浅黄色の地に黒と茶色で斑模様に縁取られた模様はなかなか優雅でもあります。

夏を涼しい所で過して秋にはまた南の島へ渡るのですが、

その頃はヒヨドリバナやフジバカマ、スナビキソウ、オオルリソウなどの花に蜜を求めます。

しかし春は訪花の種類があまり知られていないように思います。

たまたまこの日、ミツバウツギの白い花を訪れている個体に出会いました。


1頭だけだったので秋のように集団ではなく春の渡りは単独であることが解りますね。


※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。










12 件のコメント:

  1. こんばんは。ゆーしょーです。
    早くもアサギマダラが来ているのですね。
    この白くてかわいい花を三つ葉宇津木と言うのですね。
    この花、よく見かけます。
    名前が知らなかったです。

    返信削除
    返信
    1. ゆーしょーさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      アサギマダラの渡り、春は早いとゴールデンウイーク頃にはもう飛騨に到達しています。
      これから産卵をして数を増やすのでまだ少ないですが、
      このように単独個体に出会うことがあります。

      葉っぱが3枚なので「ミツバウツギ」と覚えておくと良いですね。
      ミツバ〇〇は他に「ミツバアケビ」や「ミツバツツジ」など色々ありますね。

      削除
  2. アサギマダラがこの時期に見られるなんて思ってもいませんでした。
    ヒヨドリバナなどの花があるときにどこからかわいて(!)来るんだと思ってましたよ~~
    ちょっと素敵な蝶ですよね~
    数えるほどしか巡り合っていないけど、夢中で追っかけたくなる蝶ですね~

    返信削除
    返信
    1. ばんばさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      アサギマダラと言えば夏の終わりに高原で群れて、
      徐々に里へ降りて南下する習性の蝶だと言うことは広く知られています。
      でも「沸いて来る」にも種が要りますよね ^^;
      その種となるのが春に南からやって来たこの個体です。
      つまりは往復している訳ですが、南下の個体に比べて北上の数は少ないです。
      渡りをするのはツバメのように繁殖をこちらで行うからです。
      どうも夏の南国は子育てには向かないようですね。

      削除
  3. アサギマダラ、早いですね。
    フジバカマの花のよく来るような気がします。
    確かに人気で皆様飛来する日を
    楽しみにしているようですね。
    私も八ヶ岳南麓、信玄坊道で花に
    止まっている姿を見た時は
    感動しました。今日は姿、見ることが出来て(*^_^*)
    嬉しい朝です。

    返信削除
    返信
    1. rabbitjumpさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      高原ではヒヨドリバナ、低地ではフジバカマに群れているシーンが一般的なので、
      アサギマダラは秋の蝶と言うイメージなのでしょう。
      でも年に数回世代を繰り返すので何処かには何時も成虫が居るはずで、
      この時期は南に留まっているものも居ますが、
      北へと渡って来るのです。
      ただ春の個体は秋ほど多くはありません。
      そのため目にする機会が少ないのです。
      ある意味、貴重な出会いとも言えますね。

      削除
  4. ものすごく恥ずかしいんですが
    わたしちょうちょが 海を渡って 遠い距離を
    移動してくることを知りませんでした
    あんな小さな体で すごいことですね

                  ねこ

    返信削除
    返信
    1. ねこちゃんさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      蝶が海を渡ることは長い歴史上、最近になって分って来たことです。
      確かに台湾や沖縄などにも棲んでいますが、
      それらを家族として見ることが無く、同じ種類があちこちに居ると思われていました。
      この細い身体で海を渡るのですが、
      途中で疲れると海面の上で休むそうです。
      そんな場面も見てみたいですね。

      削除
  5. まさか?この時期に・もう飛騨では、姿を見せてくれるのですか?
    素敵な瞬間に出遭えるのは
    運をお持ちですね

    5月・終わりますね
    昨日から、梅雨の中休みでしょうか?
    気持ちよく晴れ、心地よく風が吹いています

    いつまで?窓を閉めて寝れるかな?
    この時期の、宵がいい心地です(笑)

    コロナを忘れるには
    時折、自然の季節を感じる瞬間ですね

    何時も、素敵で、真新しい、自然観測を
    みせていただき、感謝です

    返信削除
    返信
    1. zakkkanさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      俳句でこのアサギマダラを詠めばきっと秋の季語になるかと思うくらい秋の蝶でしょうね。
      でも南の島と本州を往来していると言うことは「帰り」もある訳で、
      ちょうどこの季節に京都も飛騨も通過します。
      ただ最終目的地は本州の標高の高い場所なので飛騨の山奥もその1ケ所になるでしょう。
      この時期の少ない個体が繁殖して多数で秋にまた南へと渡るのです。

      コロナがあっても無くてもアサギマダラには関係の無いことです。
      大きな目で自然を観ると心配事も半分になる気がしますね。

      今日は良く晴れて気温も上がりました。
      まだ夏ではありませんが、心地良い夕暮れは冷たいビールが・・・

      削除
  6. アサギマダラて結構有名な蝶ですが姿をしっかり見るのはなかなかないです。貴重な写真ありがとうございます!おいしそうに蜜を吸っていますね!この週末は真夏のような暑さでした。お体御自愛下さい。

    返信削除
    返信
    1. rolingwestさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      なかなか人気のある蝶ですよね。
      秋になるとマスコミでも良く取り上げられます。
      渡りをするのがロマンなのでしょうね。

      今日は半袖でも大丈夫でしたね。
      青空も拡がって、まるで梅雨明けを感じました。

      削除