2021年5月7日金曜日

ニコイ大滝

飛騨市宮川町の山奥にあるニコイ大滝は知る人ぞ知る幻の滝となっています。

それと言うのもこの滝周辺は以前観光開発で遊歩道などを整備して観光地化する事業があったようです。

しかし途中で計画が頓挫してしまい、今は荒れるに任せた状態となっています。

それが危険と言うことで以前は入り口に立ち入り禁止の看板もあったようです。

そんな訳でほとんど人が行かない場所となってしまいました。


しかしネット検索して見ると「探検気分」で訪れた記事なども多く見付かり、

何時か行ってみたいと思っていました。

滝の落差は120mとも130mとも言われていて、どうも多段の滝のようです。


今回、あまり木の葉が茂る前にと自己責任で訪れてみました。

幹線の道路から歩道がありその先には橋が架けられていて、

その橋から滝が観えるので「滝見橋」と名付けられているようです。

手すりも錆びて所々破損していて、確かに危険な場所です。

橋から見る滝は全体の何分の一でしょうか、下方は橋の陰で観えませんでした。

そして橋の奥には小さなトンネルがあり上方へと続いているようでした。

懐中電灯を持っていなかったのでそれ以上先へ進むのは諦めましたが、

上の方には鍾乳洞があるとのことです。


※ 滝見橋とその先のトンネルの様子など動画に撮って来ましたのでご覧ください。




↑ ニコイ大滝はこんな山奥にあります


↑ 細い杣道を下って行きます


↑ 壊れかけた橋が見えて来ました


↑ 手すりは落ちてしまっています


↑ 橋の奥に滝が見えるのが判るでしょうか?



↑ ニコイ大滝の流れ口




↑ 橋から見える上部の全体はこんな感じです(スマホのパノラマにて撮影)


↑ 横から見たニコイ大滝


↑ トンネルの入り口 








16 件のコメント:

  1. こんばんは。ゆーしょーです。
    飛騨市宮川町の山奥にこのような大きい滝があるのですね。
    名前はカタカナでニコイ大滝というのですね。
    130mもの滝ですが多段とかで、和歌山の那智の滝のように
    1段で130mとは違うのですね。
    こんな山奥なら、クマやイノシシに出遭うかも知れませんね。

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    1. ゆーしょーさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      那智の滝は一段で落差が大きいので存在感がありますね。
      それに一目に収まるところも凄いです。
      このニコイ大滝はビューポイントが無いので、
      全体の規模を観ることが出来ないのが残念です。

      この後に先日、二度目行ったのですが、その時はカモシカに遭遇しました。
      山奥なので当たり前ですが、真っ黒でなくて良かったです(笑)

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  2. Blue Wing Olive2021年5月7日 5:46

    私もこの滝と廃墟のことは、ネット情報などで知っていましたが、今のところ訪れたことはありません。
    小学校の行事のキャンプで、宮川村のキャンプ場に行ったのですが、その時滝を見たような憶えがありますが、記憶違いかもしれません。滝の近くまで行ったのでは無く、遠くから見たのですが。

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    1. blue-wing-oliveさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      なかなか行けない場所だからなのか、メジャーで無いが故の神秘さからなのか、
      ネットには結構情報がありますね。
      下の集落には昔「青少年旅行村」と言う施設で、キャンプ場やバンガロー、釣堀などがありました。
      私は行ったことは無かったですが、そこの看板にはこのニコイ大滝も描かれていたようです。
      集落から直接谷を溯上する林道からは谷を挟んで反対側なので、
      滝の全体像が見えると思います。
      おそらくそちらからご覧になったのでは?と思います。

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  3. こんな滝が飛騨にあったんですね!8枚目写真、滝に中に見える2るの岩が男の子と女の子が語り合っているように見えます。

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    1. rollingwestさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      飛騨は山岳が多いので滝の数も多いです。
      このニコイ大滝は簡単には行けないので珍しいのかも知れません。
      滝の中央にはいくつかの黒い岩の陰が見えますね。
      私には滝行をしている行者のように見えるのですが、
      そう思うと気味が悪い気がします。
      場所柄でしょうね。

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  4. 探求心にそそられて 行きたくなりそうなそんな場所ですが
    クマが出そうな ちょっと危険な場所へよくいかれましたね・・・・・

    滝もさることながら トンネルは何のために作られたのでしょうか
    立派なトンネル
    車では入れないようなところにどうやって作ったんでしょうね・・・

                        ねこ 

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    1. ねこちゃんさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      この滝への危険な要素は先ず径が狭く谷川へ滑り落ちそうになること、
      そして熊などの危険動物に遭遇するかも知れないと言うこと、
      また橋が老朽化していて危険なことなどがあります。
      熊には出遭いませんでしたがカモシカには遭ったことがあります。

      トンネルはどうも手掘りのようで(削岩機などを使って)、上にある鍾乳洞への道として造られたようです。
      鍾乳洞へも現在は入れないようです。

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  5. 探検してみたいような、でもちょっと危ないような・・・ですね。
    まだ木々に緑が見えませんが
    新芽が出るころはとてもきれいでしょうね。
    滝はやはり動画で見た方がずっときれいですね。
    トンネル・・・こういう場所はちょっと怖いのですが興味津々、です。
    観光地化が途中で頓挫して、この場所がこのまま残ったということですね。

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    1. miyabiflowerさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      この時は天気が良く、春なので藪など茂っていなかったので簡単に行けましたが、
      雨だったり、真夏だと入って行くには相当の勇気を要しますね。
      先日また二度目に行ったのですが、新緑が爽やかで滝も気持ち良かったです。
      観光地としてオープンする前に寂れてしまったのですが、
      無事に完成したとすればどんな風になっているのか見てみたかった気がします。

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  6. 危険そう・・(笑)
    自己責任ですね・ご無事に戻られた証拠品です

    貴重な映像と、貴重な作品を神妙に魅せていただました

    飛騨地方は、まだまだ・開発余地ですね
    でも、こうした自然は、大切に保護してほしいです
    荒らされないようにも

    お疲れさまでした
    昨日に続き、眼からうろこ作品です・・(笑)

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    1. zakkkanさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      時々はこの場所を訪れる人もいるようで、先日も入り口の広場に他県ナンバーの車が停められていました。
      訪れてみたいと思うのは私ばかりではないようです。
      でも幸い、過去に事故などがあったと言うニュースも聞いていないので、
      皆さん無事に生還されているのでしょう。

      動画の方にチラッと反対の山奥に滝が写っていますが、
      その滝の全貌も良く知られていないようです。
      探検するような場所は飛騨には多く、自然がその分残されているとも言えますね。

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  7. 荒れはてた風景の中に
    自然の川や滝はしっかり流れていくのですね。
    近いところまでまで歩かれたのですか。
    気を付けて歩かないと、と思う風景ですが。
    なかなか見ることができない風景を
    ありがとうございました。

    ↓確かに古墳のような墓所ですね。
    芝桜は知っているのでしょうか、
    その昔の様子を。
    確かにいろいろ想像してしまいますね。

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    1. rabbitjumpさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      奥飛騨もこの辺りは針葉樹が少なく広葉の落葉樹なので冬場は見通しが良いです。
      滝などを散策するにはこのような時期が一番かと思います。
      公道からそんなに距離は無いのですがかなり危険な道で、
      足を滑らすと谷底まで落ちてしまいます。
      もう少し安全なら誰でも行けて良いのですが・・・

      芝桜も何処に植えられたのか?気付かないでしょうね。
      もっとも古墳も何が植えてあるのか知らないかも?です。
      発掘されるまでの長い年月、色々有ったのでしょうね。

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  8. 動画拝見していて、一人で見るのもったいない!
    おっさんにちょっと見てみない~~と…
    二人でじっくりと拝見しました。
    恐ろしい危険な場所ですね~
    よう無事行ってきなさったな~~~って、飛騨弁のイントネーションで~~

    滝の落ちてくるところの岩、私たちもまるで滝修行の人みたいや!といいながら見ました。
    対岸の滝も大きな滝のようですね~
    もう生の滝は何年もみてない・・・
    しかし…真っ黒おやじに出会わなくてよかったですね~~

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    1. ばんばさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      径を行く場面ではあまり良く判らないかも知れませんが、
      右側は深く切れ込んだ谷で、落ちたら止まる所が無いような場所もあります。
      そして橋の手すりもご覧のような傷みようで、床もどの程度丈夫なのか不明です。
      若しもの時もあるかも知れないので石橋を叩いて渡る心境でした。

      滝の流れ落ちる場面は、石仏に掛かる飛沫のように見えました。
      そう思えば思うほど良く似ていて気味が悪いほどです。
      この滝、先日二度目行ったのですが、
      その時は橋の手前でカモシカとバッタリ!!
      黒くなくて良かったです。

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