2024年2月13日火曜日

我が家風白菜の煮たくもじ

 昨年の暮れに漬けて日が経った白菜の切り漬けを煮たくもじにしました。

煮たくもじとは煮た漬物のことで「くもじ」は京言葉です。

桶にたくさんの量を漬けるのでそろそろ食べ飽きたこともありますが、

そうなると先日の漬物ステーキや今回の煮たくもじにして食べるのが飛騨の習わしです。

流水で塩抜きをしてから先ず油で炒めてだし汁、酒、みりん、醬油で味付けます。

ある程度柔らかくなったら最後にバターを溶かし入れて出来上がりです。

これもまた昔からお袋の味として伝承されている飛騨の食べ物です。








6 件のコメント:

  1. 明日の幸福(ヤブコウジ)2024年2月13日 9:28

    食べた事のない物があるんですから、郷土料理って楽しいですよね!(^^)/

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    1. 明日の幸福(ヤブコウジ)さん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      その地、その土地によっての郷土食には興味があります。
      これはやはり田舎ならではですね。

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  2. あ、バター!
    それは思いつかなかった~
    我が家ではいつもごま油で・・・
    煮たくというと、昔は荏胡麻も入れました。
    初めて自分で作った時、荏胡麻は炒ってから使うということを知らなくて、袋からザザザ~~~っと入れてチャッチャ・・・
    家族から大ブーイングの嵐でした(>_<)

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    1. ばんばさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      最後にバターを絡めるとコクが出ますよ。
      あぶらえも良いですね。
      独特の香ばしい香りが立って食欲が増します。
      でもやはり炒らないとだめですね。
      ゴマと同じようなものですから最初から炒ったものが売られていても良いと思いますが。
      それだけまだ一般には馴染みが無いのでしょうね。
      昔は「鳥の餌を食べている」と馬鹿にされた飛騨のあぶらえです (^^ゞ

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  3. 私も子供時代は、冬のおかずは白菜の漬物がいつもありました。
    母は、冬には二樽位白菜の漬物を作って、
    春になると漬物が酸っぱくなってね。それがまた美味しいのです。
    酸っぱくなった白菜の漬物、懐かしい母の味です。
    もう一度食べてみたいです。
    漬かった古い白菜を煮て食べるとは、
    福島では思い付かなかったのでしょうかね?

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    1. 雪うさぎさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      私たちの子供の頃はどれだけ漬物を食べて育ったのでしょう。
      しかも飛騨のような寒い所では桶から出すときに凍っていたりして・・・
      でもそのお陰で漬物に火を通すことが当たり前になったと思います。
      そして古くなった漬物も捨てることなく再利用、
      飛騨にそのような文化があるのは他の土地より貧しかったからだと思います。

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