飛騨の雑木林には落葉樹が多く常緑の樫と言えば南部でアラカシとウラジロガシが、
北部ではウラジロガシしか見られません。
樫の仲間は他に備長炭でお馴染みのウバメガシやイチイガシ、
シラカシ、アカガシなどがありますがいずれも南の温かな地方の常緑樹です。
今回のアカガシも岐阜県南部では見られますが北部はもちろん、
東北や北海道では分布していないようです。
飛騨のお隣の富山県でも珍しいとのことですが、
この富山市寺家公園にはたくさん自生しており県の天然記念物に指定されいます。
この公園には他にユキツバキやウラジロガシなどの常緑樹があるため、
良く似た緑色の葉っぱのアカガシに気付かない人も多いようです。
大きな看板が無かったら知らずに通り過ぎるところでした。
アカガシと言えば美しいチョウのキリシマミドリシジミの食樹となっているのですが、
寒い土地柄なのか此処には棲んでいないようです。
※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。
ブナ林は見かけます
返信削除しかし、温暖ではない場所で育つのは、やはり・人の手助けも必要なんでしょうか?
常に、見かけているようで、見ていないものです
zakkkanさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
ブナなどのある雑木林は温帯の自然林ですが、
多くは伐採されてしまって原生林は少なくなりました。
楢類などどんぐりの仲間も炭用に伐られて今は杉やヒノキの植林地と化した所が多くなりましね。
人間に優しい森なので無くなると残念です。
今度は名無しで公開を押しちゃいましたごめんなさい<(_ _)>
返信削除ugo1060さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
名前の記入が無いとスパムとして扱われるのでしょうかね。
ブロガーはコメントが入れ辛いようですね。