2024年6月16日日曜日

飛騨の郷土食のほうば寿司

 初夏にほうのきの花が咲く頃になると各家庭では恒例のほうば寿司を作ります。

ほうのきの葉には殺菌作用があるのでご飯が腐りにくく、

良い香りも移って美味しくなるのでこの食べ方は理に叶っていると言えます。


今年は本鱒を酢〆ではなく焼いて解し、寿司飯に混ぜる方法です。

他の具材は錦糸卵とわらび、うど、根曲がり竹をそれぞれ炊いた物に、

みょうが竹、紅しょうがと山椒の新芽も加えました。

各家庭でトッピングが違うところも興味がありますね。








8 件のコメント:

  1. 先日朴葉餅を作った時に余った朴葉があるので私も作ろう~~
    細竹はもちろん味付け後、ですよね?

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    1. ばんばさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      細竹も少し味を付けています。
      山菜はそれぞれ風味が違うのでそれを生かすため薄めの味が良いですね。

      ほうば餅もたくさん作られたのでしょうね。
      私は買って来るのですが、それもまた旬の味で一度は食べておかないと・・・

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  2. 棒葉寿司・・美味しそうですね

    バラずしをこの葉っぱで包むのは
    お弁当にしたのでしょうか?
    昔の人の一工夫の知恵でしょうが
    いい香りがしそうです

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    1. zakkkanさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      ほうば寿司を作るのはこちらでちょうど田植えの頃です。
      農繁期で忙しいので昔はこれを作って田んぼで食べる習慣があったようです。
      私は山へ行くお弁当にしますが、山で食べると一味アップしますよ。

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  3. 彩り豊かに、この季節には特に殺菌作用のある
    ほうばに包まれて美味しそうですね。
    ↓、季節の恵みの山菜も、うれしい食材ですね。

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    1. rabbitjumpさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      柿の葉寿司の柿の葉もそうですが、殺菌作用があるので少し時間を持たせたい時には重宝しますね。
      それに朴の木もクロモジと同じような香木なので爽やかな香りが良いです。

      山菜シーズンもそろそろ終わり掛けました。
      今は最後の山蕗とミズ(ウワバミソウ)、それに名残の夏わらび位ですが、
      今年もたくさんの山の恩恵に預かりました、感謝です。

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  4. 目にもうれしい彩りでとてもおいしそうですね。
    殺菌作用のある大きな葉に包む・・・
    昔の人の知恵には感心させられますね。
    四季折々のおいしいものが食卓に並ぶのはしあわせなことですね。

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    1. miyabiflowerさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      この時期は農家にとって忙しいのでほうば寿司は農作業の傍らに簡単に食べられ、
      皿など洗う手間も要らないので重宝されます。
      おまけにお弁当で持って出ても傷む心配が無い殺菌効果、
      これを思い付いた古人のお陰です。
      ともすれば地味な色合いの山菜のトッピングですが、
      彩の紅しょうが、錦糸卵で楽しくなりますね。

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