今年はウドを少し冷凍してみたのですが、それを解凍して砂糖菓子を作りました。
長さを5㎝ほどに切って半分または4つ割りにして砂糖で煮詰めたもので、
昔は良く蕗で作ったものが売られていましたが、懐かしい一品です。
汁気が無くなったら大きなボウルかバットに広げて冷まし、グラニュー糖を塗して出来上がり、
ウドの風味がする簡単なおやつも良いかと思います。
もちろん生のウドでも出来るので良かったら作ってみて下さい。
ご訪問有り難うございます 飛騨からの発信のブログです 四季折々の話題などを載せたいと思います 過去ブログは右の「Myブログ(過去の四季彩日記)」の欄よりご覧下さい 2003年から綴っています
今年はウドを少し冷凍してみたのですが、それを解凍して砂糖菓子を作りました。
長さを5㎝ほどに切って半分または4つ割りにして砂糖で煮詰めたもので、
昔は良く蕗で作ったものが売られていましたが、懐かしい一品です。
汁気が無くなったら大きなボウルかバットに広げて冷まし、グラニュー糖を塗して出来上がり、
ウドの風味がする簡単なおやつも良いかと思います。
もちろん生のウドでも出来るので良かったら作ってみて下さい。
梅雨時の夏草が茂る季節の棚田風景です。、
ここ滝町の棚田にも水が満たされて遅い田んぼの風景となりました。
滝町棚田の特徴は丘の上に田んぼがあることです。
つまり何処から水を引いてあるか?ですが、用水のようなものが見当たりませんし、
汲み上げるポンプ施設もありません。
一見、降る雨だけに頼っているように見える棚田で、
特に山頂の天の田2枚は四方が坂になっており一見するとパズルのような感じです。
田んぼの畔にはナンテンハギやヒメジョオン、ウツボグサ、ノアザミなどが咲いていました。
※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
富山県南砺市にある道善寺の境内に丸池と言う湧き水の井戸があります。
昔、蓮如上人の弟子である道宗と言う僧が勤行のため、
佛様のご給仕に使うきれいな水が欲しいと念じていたところ、
夢枕で熊野権現より熊野本宮の霊水のうち一つを与えると告げられ、
その場所を掘ったところ湧き出たと言う謂れの泉です。
丸い大きな蓋がされていて中を覗くと静かに少しずつ水が湧き出る様子が見られます。
北陸には蓮如上人の縁の地が多くあり、浄土真宗の信徒も多い所です。
他の地の弘法大師のように宗教にまつわる名所もたくさんあるようですね。
※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
https://youtu.be/Zxxwo-hB1Tc
高校生の時に英語の教師から「飛騨青年の叫び」と言う歌を習いました。
歌詞は「♪あゝ偉(い)なるかな飛騨の山 あゝ美(び)なるかな飛騨の渓(たに) あゝ清きかな飛騨の水・・・」
と言うものですが、
この歌を作ったのは(大正3年)当時の上宝村に赴任していた教師の篠原無然でした。
篠原無然は兵庫県に生まれた人ですが、縁あって飛騨上宝の地に代用教員として赴き、
教鞭の傍ら地区の青年教育に取り組み、飛騨工女たち待遇改善にも尽力された他、
乗鞍の登山道の整備や姫ヶ原、土俵ヶ原、桔梗ヶ原などの命名など多くの功績を残しておられます。
師は1923年(大正12年)の9月に関東大震災の救援に上京後、大阪へ転職されるも、
翌1924年(大正13年)には再度飛騨へ帰ろうと東京からの帰途の途中に雪の安房峠で遭難死されました。
行年36歳だったとのことです。
その場所は安房峠の西側の中腹の平湯が見える地で、石碑が建てられています。
安房峠も現在は安房トンネルが開通しており夏季にしか通ることはありませんが、
無然はその変遷の様子もこの地で見守っていることでしょう。
前出の「飛騨青年の叫び」を私は今でも全歌詞歌えるほど当時の高校生活と共に鮮明に頭に残っています。
※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
今年の山菜もそろそろ終わりですね。
最後になると蕗かみずな(ウワバミソウ)くらいしか無く、
つくずく季節の移り変わりの早さと山菜シーズンの短さを感じます。
さてその蕗ですが、私は単に炊いたものが好きなのですが、今回は伽羅蕗を作りました。
以前、一度作ったことがありましたが、
まだ春先で若い蕗を使ったためか案外硬くなってしまいました。
そんなことがあったのでしばらく作ることも無かったのですが、
昨年、友人が作ったのを頂いてそれが結構美味しかったので今年は自分でと・・・
一般には蕗の皮を剥いて炊く方法が多く使われていますが、
柔らか過ぎると食感も乏しくなるため皮を引かずに炊きました。
少し長く時間が掛かりましたが程よい食感で美味しく出来ました。
以下は覚書としてのレシピです。
材料
山蕗 1000g
しょうゆ 300cc
砂糖(ザラメ) 大さじ3
砂糖(粉黒糖) 大さじ3
酒 100cc
みりん 50cc
作り方
1 蕗は皮のまま適当な長さに切り、ボウルに適量の塩と共に入れて良く揉みます
2 その後水洗いしてたっぷりの水で3時間ほど浸してアク抜きをします
3 次に熱湯で10分ほど茹でたらザルに上げて調味料と一緒に鍋に入れ蓋をして中火で煮て行きます
4 時々上下をひっくり返して水分が無くなるまで煮たら出来上がりです
5 長期保存の場合は瓶かジップロックに入れて冷蔵庫で保存します
梅雨入り前で湿度があまり高くは無いのですが、各地から今年も夏きのこの発生が報じられています。
私も先日、ヌメリスギタケモドキに出遭いました。
飛騨では「ヤマドリモタセ」と呼んでいるこのきのこは初夏から秋まで発生します。
特にヤナギ類の枯れ木や立ち枯れに出ることが多く、そのため少し湿ったような場所で良く見られます。
傘には滑りがありささくれ立ったような鱗片があるのが特徴です。
毒は無くとても美味しいきのこでなめこに似た食感は汁物に良く合います。
※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
前記事の道の駅のお食事処「いわな」で昼食を摂りました。
以前にも一度、この店で岩魚料理を食べたことがあるのですが、
その時は塩焼き定食だったような記憶がありました。
でも今回はメニュー表にあった「いわなのにぎり寿司」を注文・・・
それが美味しそう見えたからです。
限定の虹鱒と岩魚の食べ比べの7貫は新鮮な魚を使っているためコリっとした食感で、
澄まし汁も岩魚の出汁が良く効いていておりとても美味しかったです。
国道156号線で白川郷から富山県へ抜けようと走れば、
カーナビは交互に「富山県に入りました」「岐阜県に入りました」を何度も繰り返すエリアがあり、
県境が複雑に入り組んでいることが判ります。
それを過ぎて少し進むと右側に道の駅があり、その裏にこの真背戸の滝があります。
落差は40mとそこそこあるのに水量が細く、
下を流れる庄川の川幅が広いために迫力に欠けますが、こじんまりとしていて趣があります。
その滝を撮っていたら足元にホタルブクロの白と薄紫が混じって咲いていました。
東日本にでは薄紫、西日本では白花と棲み分けているようですが、
丁度この辺りは両方見られると言う訳なのですね。
※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。