スミナガシとは”墨流し”のことで、墨汁を水に垂らした際に出来る模様を和紙などに写し取るのですが、
平安時代から行われている日本古来の技法と言われています。
そんな名前を頂いたタテハチョウのスミナガシ、
流れるような波模様ではありませんが、このシックな模様はいかにも古き日本の感覚を呼び起こさせます。
春型(と言っても飛騨では6月ですが)と夏に出る夏型の年に二回発生しますが、
南西諸島など南では数回に及びます。
幼虫の餌になるミヤマハハソやアワブキが渓谷に多いことから見かけるのは主に谷川沿いですが、
夏の暑い盛りは木陰などで休んでいる姿も見られます。
舞い降りて葉上に止まったメスのスミナガシ、かなり長い間じっとしていました。
※ 画像の最後の動画もご覧下さい。
そうなんですか?
返信削除私は、おそらく・お初だと思います
この黒い文様は、観る側には・蝶より、蛾にみえたりして
ごめんなさい
暑いですね
台風も・・ノロノロです
早く・過ぎ去り・盆風が吹いてほしいですね
zakkkanさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
調べたらスミナガシは一昨年の6月3日の記事で一度載せていました。
https://sikisai01.blogspot.com/2021/06/blog-post_03.html#comment-form
その時にもコメントを頂いていました。
色が地味なので蛾と間違われやすいですが、
触角の先が膨らんでマッチ棒の様な形をしているのでチョウと判りますね。
台風の進路もだいぶ決まって来たようですが、
本州直撃は避けられないようですね。
今年も台風が多いのかも知れません。
どうか被害が出ないこと願いたいと思います。
スミナガシ、なんとロマンチックな名前の蝶々さんですね。
返信削除じ~っと葉の上で、何を考えているのかな?
蝶々は何を食べて生きているのでしょうか。
自然界は不思議です。
雪うさぎさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
墨流しの湾曲した模様は見られませんが、
おそらく色合いからそう例えたのでしょうね。
これはメスなので産卵途中の休憩体制と思われます。
これだけ暑いと休みたくもなりますね。
一部を除いて蝶は幼虫時代は植物の葉を食べて成長して、
蝶になってからは花の蜜を吸いますが、地上に降りてミネラルを吸ったりもします。
他に動物質の物を好むのも居ます。
スミナガシ・・・名前は知っているけど、一度もあったことのない蝶・・・
返信削除美しいですね~~~
あってみたいです!
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
私は以前にばんばさんの近くの遊歩道で見たことがありました。
あんな感じの所に幼虫が食べるアワブキなんかはありますよ。
ただ出会うのは期間も短くタイミングが必要ですね。
黒の濃淡が本当に墨絵の濃淡のようで美しいですね。
返信削除黒の質感も模様によって違うようで・・・
墨絵でこの蝶を描いたらどのようになるのでしょう。
里山などで小さな生き物に出会うと
「お邪魔します」とあいさつをしたくなります。
草木や鳥や虫たちの住処なのだなぁと・・・。
miyabiflowerさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
この翅の色と模様を見て墨流しに例えた古人は雅ですね。
そう言われて見ると墨絵にも例えられます。
さすがmiyabiflowerさんの感性は素晴らしいですね。
里山歩きは私も好きですが、季節と時間の違いによって同じ場所でも出遭いが違います。
その度に種類を確認して生態を見るのは楽しいですね。
あ、コメントが消えてしまった?
削除匿名さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
「あらら・・・」 (ToT)