2021年9月5日日曜日

カジカガエル

清流に棲むカジカガエルはとても良い声で鳴きます。

よくも小さな身体であんなに大きな声が出せるものと感心しますが、

水音とマッチしてとても風流に聴こえるものですね。


カジカガエルの名の由来は川魚のカジカの模様に似ているからでは無いかと思うのですが、

魚のカジカ同様に石や岩の色や模様に擬態しているのが特徴です。


画像にあるのはまだ小さいカエルなので、今年生まれたばかりの個体のようです。

あちらの岩の上、こちらの砂利の上にと幾つものカジカガエルが翔び跳ねていました。

このまま無事に育って欲しいと思いますが自然界のこと、

しっかり淘汰されて行くのでしょうね。


※ 画像の最後に動画がありますのでご覧下さい。













8 件のコメント:

  1. 美声聞かせて頂きました。
    石や岩に似せたりしながら生きていく、
    小さくても
    すごい生命力があるのですね。
    昔は山にも小さなアオガエルが
    沢山跳ねていましたが、
    今はとても少なくなりました。
    田んぼに農薬をまくからかなと思うのですが、。

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    1. rabbitjumpさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      カジカガエルの鳴き声は独特の哀愁を帯びているように聴こえます。
      川岸の温泉宿の露天風呂からでも聴いたら風情がありますね。
      声のする方に目を向けても保護色なので夜は特に簡単には見付からないかも知れません。
      アオガエルの代表と言えばシュレーゲルアオガエルが居ますが、
      確かに最近は減って来たように感じますね。
      水質は特に魚類や両生類には貴重な意味があります。
      生きるも死ぬも水質が関わっていると言えますね。

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  2. 何んと表現してよいか分からなかったのですが、哀愁を帯びた
    鳴き声・・静けさの中で聞く虫の声とよく似ている情景を
    思い起こします。

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    1. ugo1060さん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      昼間なのに何故か夜を連想させる声ですね。
      都会では聴こえない自然だけの音かと思います。
      こちらではもう夜は虫の声も聴こえています。

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  3. この蛙は、嵐山川のせせらぎに
    聲だけ聞かせてくれる・秋への道標です

    今年は、まだ・聴いていません・
    耳を・すませたくなる
    今朝は・20度を切りました・

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    1. zakkkanさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      ご覧のような石にも岩にも似せた保護色なので見付けるには難しいですが、
      声を聴けば存在も知れますね。
      水の美しい川にしか棲まないカエルですから嵐山の川も美しいのでしょう。

      あの残暑は終ったようで、一雨ごとに気温が下がり始めましたね。
      ようやく過ごし易い季節になったようです。
      ただ寒くなって行くのにはためらいも感じますね。

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  4. こんにちわ カジカガエルの声は聞いたことありますが 体はこんなですか?
    しっかり何回も見ないと見つけられないですね。ほんと保護色。特に草むらに居る姿 
    忍者ですね。一生懸命探しました。 珍しい動画も ありがとうございます。

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    1. ねずままさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      この写真のカジカガエルは今年の夏に生まれたものなのでまだ小さいですが、
      成長するとアマガエルほどの大きさになります。
      以前に私のブログで紹介したのが大人の大きさでした。
      今年は生育に環境が適していたのか、この日は他にもいくつか見られました。
      皆、元気に育つと良いですね。

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