年に何度か世代を繰り返す蝶の種類は、春に羽化する春型、夏には夏型、秋になると秋型と呼ばれています。
でもモンシロチョウのようにそれ以上の多化性になると〇型とは言いませんが・・・
今回のサカハチチョウはタテハチョウ科の一員で、八の字が逆さに見えるところからそう名付けられました。
幼虫はイラクサ科のコアカソなどの葉を食べて育つので案外里山周辺で見られます。
春型は暖地では4月頃、寒冷地では5月に入った頃から羽化します。
一方、夏型は7月の中旬頃から出現しますが、翅の模様は全くと言って良いほど違うので、
別の種類か?と思う人も多いかも知れません。
今回、ヒメジョオンの葉に止まっていたのは雌の個体で、腹部を見るとまだ卵が入っているように見えます。
翅の傷みもそんなに無いのでまだ産卵の途中なのでしょう。
産卵疲れでちょっと一休みの最中、カメラのモデルになってくれました。
※ 動画もありますのでご覧下さい。
八が逆さになってるから サカハチチョウ
返信削除覚えました(笑)
ねこちゃんさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
逆さの八の字を蝶の名前に見立てるのも日本人らしい発想ですね。
八の字に見えるのは他にも居て、イチモンジチョウの仲間もそうです。
真っ直ぐの一文字ではなく、線が1本と言う意味からで、
対比するのが先日のミスジチョウの仲間です。
蝶がいろいろ飛び交いだしましたね~~
返信削除サカハチチョウ、春型と夏型とでは模様とかが違うのですか~~
それじゃぁ~ばんばにはお手上げ、ですわ~
ばんばさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
一見して別種のようなサカハチチョウの春型と夏型、
でも裏面は良く似ているのでそれで判別は出来ると思います。
雌雄で模様の違うメスグロヒョウモンなんかは裏面も違って全く別種に見えますね。
お腹を見て卵がまだあるなんてわかるんですね・すごい^^
返信削除ugo1060さん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
野外で昆虫を見たら観察するようにしています。
翅形から雌と判断出来れば腹部を見みますが、
雄の細いお腹と違ってこの膨らみだとまだ卵が残っているのが判りますね。