2021年6月12日土曜日

飛騨高山荒神社

 高山の荒神社は市内江名子町の山奥にあり、荏名神社の論社とされ、

火結神(火之迦具土神、奥津日子神、奥津日売神)が祀られています。

火結神とは記紀神話における火の神とされています。

かつては女人禁制の聖地でしたが今は誰でも参拝出来ます。

参道にはたくさんの幟が立てられていて信仰の篤さが感じられます。

社の下には「荒神社の夫婦杉」と呼ばれる地上1​メートル程で2本に分かれる杉の木があり、

樹齢は約800年と言うことです。


社殿にはたくさんの剣が奉納されていて、

社紋の天狗の団扇が妙にしっくり来る佇まいとなっています。

4年に一度のうるう年の1月に例祭があり、甘酒が振舞われると言うことですが、

私はまだ行ったことがありません。



↑ 参道の入り口


↑ 石灯篭


↑ 狛犬


↑ 手水舎


↑ 何故か蛙?


↑ 荒神社入り口


↑ 夫婦杉


↑ 荒神社


↑ 剣の奉納額


↑ 内部の様子



16 件のコメント:

  1. こんばんは。ゆーしょーです。
    飛騨高山にも荒神さんがあるのですね。
    関西では、宝塚市にある清荒神が有名で、
    数十年もの昔、初詣にお参りに行ったことがあります。
    また、戦前、台所のかまどの上に
    荒神さんをお祀りしていました。

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    1. ゆーしょーさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      荒神様は竈の神様なので昔は特に信仰の対象になっていましたね。
      あちこちに荒神社があるようです。
      我が家にもお勝手に三宝荒神様を祀らせて頂いております。
      直接火を使うガス台の近くにはお鏡餅を飾ったりもします。
      火は恐ろしいですからね。

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  2. おはようございます。 女人禁制の聖地はあちこちで聞いたことがありますが、
    さすがに荒々しい場所ですね。昔だったら女性の人は無理だったような気がします。
    物音ひとつしないようなところで、身が引き締まるようです。

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    1. sumomoさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      こうした山の中に在る社は近付き難いですね。
      それが女人禁制と言われる所以かも知れません。
      夜の暗闇の中で紅々と焚く護摩に異様さも感じます。
      昼間でも杉木立に囲まれていて静寂さが伝わって来ますが、
      この時は他に人影もなく寂しかったですよ。

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  3. こうじんさん こうじんさんと言われてる神社は
    火の神様だったんですね
    転勤族の街暮らしをしてしまった私たちには
    なじみがなかったんですが

    地元の人などが良く 言って見えました
    昔から 火の神様のお札だと言って 実家では貼ってありましたが
    そういうことだったんですね・・・・

    こういうことは 言い伝えていかないと
    だんだんすたれていくのではないかと思うので
    こうやって取り上げてくださると
    いい勉強になりました

                 ねこ

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    1. ねこちゃんさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      現代は消防の設備が整っていて初期消火も出来ますが、
      大昔は木造の燃えやすい家に一旦火が着くと大火になってしまいましたね。
      高山の町も何度か大きな火事があったようです。
      そのため市内の各所には秋葉様が祀られていますが、
      火事の元となりやすい竈には神様が居ると信じられていました。
      その神を敬うのが火結神崇拝の始まりなのですね。

      昔の人はそう言ったことには謙虚でしたね。
      その精神こそ守り伝えていかないといけない気がします。

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  4. おはようございます
    歴史の重みを感じる神社ですね。山の中に有りますか?
    女性禁止なんて聞くと余計行きたくなります。
    女性が踏み込んで見つかれば、罰があったのかなあ?
    もしあれば罰が怖くて近寄らないだろうなあ?

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    1. 理恵さん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      この荒神社は私の子供の頃からあるので古いですね。
      もっとも女人禁制だったと言うことで歴史の古さも解りますが・・・
      女人禁制で有名なのは高野山ですね。
      今は女性でも参拝出来るようになりましたが、
      昔は掟が厳しかったようです。
      高野山への出入り業者などは困った事もあったでしょうね。

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  5. 荘厳な雰囲気ですね。
    狛犬も苔むして、時代を感じます。
    最後のお写真に思わず手を合わせました。
    コロナ収束を願いつつ。

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    1. rabbitjumpさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      この参道の坂道は急で登るにも息切れがします(年なので・・・)
      深い杉の木の森なので風通しが悪く一汗も二汗も掻いてしまいます。
      湿気が多いので狛犬にも苔が生えましたね。

      こちらでは神社の社林は杉のことが多く、
      中が薄暗くて寂しい感じがします。
      私もコロナ終息を願って手を合わせて来ました。

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  6. 元々は、修験者達の祀り神様でしょうか?
    女人禁制、高野山の参道を思わせますね

    静かすぎて・やや不気味
    何をお祈りするにも、霊験を感じますね・・

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    1. zakkkanさん、こんにちは。
      コメント有難うございました。
      火の神様と言うと護摩を焚くイメージがあります。
      きっと修験者のような出で立ちで祈祷されるのでしょうね。
      そんな様子が目に浮かびました。

      此処には時々訪れるのですが、滅多に人に会いません。
      コロナ禍にはちょうど良い場所です。
      ただ真夏になると藪蚊が・・・・(>_<)

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  7. 厳かなお社ですね~~
    苔むした狛犬さんがいいですね~~
    初めて知った神社ですが一度訪れてみたいです。
    江名子町の山奥、ですか…
    それじゃな~~このか弱い(!)ばあさん一人では心もとないですねぇ…

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    1. ばんばさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      この荒神社はこじんまりとした社ですが、
      参拝すると気持ちが安らぎます。
      森の中なのでマイナスイオンがいっぱい、
      そんなところが身体にも良いのでしょうね。
      ばんばさんのお友達のNさんの近くですからご一緒に如何でしょう。

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  8. こんばんわ 荒神様は町内とあって 折に触れて覗いて居ます。今は マタタビの木が目立つ時期で
    毎年実がなったらと思いつつ 時期になると行きそびれているところです。こうして写真に撮っていただくと 情緒ありますね。は入り口のところにエノキがあって オオムラサキが見れると教えていただきましたが いまだに あらわれてくれません。ばんばさん 興味があるんでしたら 声をかけてください。いつでも同行しますよ。

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    1. ねずままさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      マタタビの半夏生、もう始まっていました。
      奥へ行くとモミジイチゴが実る頃ですね。
      何かと季節を感じるには良い所なので時に思い出して行きますが、
      荒神社へ登るのは偶なことです。
      オオムラサキは毎年晩秋に越冬幼虫を確認していますが、
      確認出来ているので発生はしています。
      ただ樹が大きいので樹上を飛ぶ姿が探し辛いですね。
      羽化の時期に上手く合えば近くの割烹の建物周辺を飛びますが、
      7月の上旬ですね。

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