2023年1月25日水曜日

飛騨高山二十四日市

 昨日1月24日は毎年恒例の旧暦正月前に開かれる大市の二十四日市でした。

この市の発祥は古く、近在のお百姓さんなどが手作りした民具を持って行き、

それを売ったお金で年越しの用品を買って帰ると言う行事です。


今は香具師が多く出て、昔のような雰囲気は薄れましたが、

それでも伝統工芸品の”宮笠”や”しょうけ”、”木製の杓子”などの店が並んでおり、

それを目当てのマスコミも取材に訪れていました。


ここ3年ほどはコロナ禍で規模を縮小して行っていましたが、

今年は規制が掛からないとこのことだったので賑わいを期待しましたが、

昨年までより大幅に出店が減っていました。


ここへ来てのコロナ患者の増加に加えてちょうど大寒波の襲来と言うことで控えた店もあったようです。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。





↑ 伝統工芸 宮笠 (一位笠)


↑ 伝統工芸 小屋名しょうけ


↑ 小屋名しょうけの実演


↑ 伝統工芸 有道しゃくし


↑ 甘酒


↑ 岩魚の塩焼き


↑ あぶらえの五平餅


↑ 塩鰤







8 件のコメント:

  1. イワナも美味しいですよね~♪
    根尾谷の薄墨桜を見に行った時、出店があり匂いにつられて
    吸い寄せられました(^^
    次から次にお客が来るので、焼くのが追い付かず、
    大忙しでした・・フフ(^^
    あぶらえの五平餅・検索しました
    えごまなんですね~・・お祝い事には欠かせないと
    書いてありました(^^

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  2. 伝統工芸品。。良いですね~~。
    やっぱりプラスティックで出来たものよりも、自然の素材で作られた盆ざるや杓子。。温かみを感じますね。
    小屋名しょうけ。。検索しましたが。。製作には高い技術が必要なんですね。。
    伝承して行って欲しいですね。。

    五平餅。。。食べた事は無いのですが。。美味しそうですね!

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  3. ugo1060さん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    川魚をこうして炭火で焼くと香ばしいですね。
    鮎も美味しいですが岩魚はそれと違った旨味を感じます。
    以前は500円で食べられたのですが今年は550円。600円に値上げしていました。
    こんなところにも物価高の影響があるのですね。
    じっくり焼くので焼き上がりに30分ほど掛かります。
    予め焼いておくのですが間に合わないこともあるでしょうね。

    昔は鳥の餌と馬鹿にされたえごまですが最近栄養学的に見直されていますね。

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  4. えみさん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    機械で量産された道具と違って手作り品には温もりを感じますね。
    杓文字などは手に馴染むと言うか身近に置いておきたい一品です。

    しょうけを作るのにはチシマザサの茎を使いますが、
    それを山から採って来るところから始まるので大変な作業のようです。
    値段はそこそこしますが、それでも採算の合わない仕事だと言われています。
    全国にたくさんある「伝統工芸、何時までも伝えられると良いですね。

    このあぶらえ(えごま)の五平餅は珍しいと思います。
    独特の香ばしい香りが何とも言えません。
    今度飛騨へお越しになるようなことがありましたら是非!

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  5. 「しょうけ」というのは初めて知りました。
    片口と丸があるそうですね。
    片口のざるがあるということすら知らなかったのですが
    編むのはとてもむずかしそうです。
    有道しゃくしは丸太から掘り出すとか・・・
    ひとつひとつ手作りなのですね。
    少し調べてみたら「白洲正子氏が著書『日月抄』の中で、杓子の中の王様と讃えた」とありました。
    一位笠のことは以前蝉の籠の記事にコメントをいただいたのを覚えています。
    写真の左の方に「蝉付き」のものが置いてありますね。
    伝統工芸品は手間がかかり、効率優先の社会では大事にされない傾向がありますが
    なんとか引き継いでほしいですね。
    こういう市にはとても惹かれます。

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  6. miyabiflowerさん、こんばんは。
    コメント有難うございました。
    片方が口のように開いた笊は珍しいかも知れませんね。
    もち米を洗う時なんか便利なようです。
    普通の笊であれば中国からの輸入品も安く入りますが、
    しっかりとした作りはやはり日本の手作りには適いませんね。

    一位笠の蝉付は私も昔買った物が床の間に飾ってあります。
    ヒノキの笠に一位で蝉を編み込むので年月が経つと深い色合いになります。
    それが一位の良いところですね。
    有道杓子もしょうけも一位笠も好きな人が集まっての保存会があるので、
    しばらくは続きそうです。

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  7. こんばんは。

    二十四日市はまだ行ったことがありません
    一度行きたいと思いながら休みが合わず残念です
    新聞で宮笠を作られてる様子を紹介してありました。
    田んぼで使うにはもったいないくらいの美しいものですが、飛騨の気候に合った優れものだと思います
    来年は休みを合わせて行きたいな~(*^^*)

    凍みる日が続いていて道路も凍ってるのでお出かけは気を付けてくださいね
    私も気を付けます。

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  8. チビmomoさん、おはようございます。
    コメント有難うございました。
    二十四日市は何時も天気が荒れると言われていますしまた雪のある時期なので行くのも躊躇することがありますね。
    また仕事をしているとなかなか休日に当たることが無く行きたくても行けないもので、
    私も以前の勤め人の頃はそうでした。
    来年は休日でよい天気に恵まれるといいですね。

    伝統工芸の宮笠は仰るように野良で使うには勿体無いです。
    我が家も昔”蝉付”の方を買いましたが、座敷に飾ってありますよ (#^.^#)
    たんぼで使うのなら海外の安い笠で充分ですね。

    雪道の運転は昔は何とも無かったのですが、高齢者になると堪えます。
    なるべく雪道は走らないようにしていますが、ここへ来て良く降りますね~
    事故を起こす危険もありますからそんな日は大人しくしている方が懸命ですね。

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