2023年1月13日金曜日

天心白菊の塔

 以前の”飛水峡”の記事で”天心白菊の塔”を紹介しましたが、

これは昭和40年8月18日に起きた観光バスの飛騨川への転落事故後に建てられた慰霊塔です。


場所は飛騨川の中流域で両岸が切り立った険しい地形の間を縫うように走る国道41号線で起きました。

集中豪雨で土石流にバスが押し流されたのです。

乗客、乗員合わせて104名の犠牲者が出た大きな事故でした。


かつて慰霊塔があった場所は現在トンネル化の計画があり、

路線も変更されるため離れた場所の道の駅の反対側へと移されました。

これでまたバス事故が風化されないで語り継がれることでしょう。











2 件のコメント:

  1. 104人が死亡した飛騨川バス転落事故は強烈な印象・記憶が今も残っています。天心白菊はその慰霊塔だったのですね!2度と繰り返されてはいけない事故ですね。

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  2. rolingwestさん、おはようございます。
    コメント有難うございました。
    観光バス2台が押し流された事故で、それを切欠に雨量規制の制度が出来ました。
    大勢の方がこの険しい渓谷を流れて行ったかと思うと心が痛みます。
    ようやくこの区間のトンネル化「が決まりましたが、長い年月が掛かってしまいましたね。

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