早春にだけ現れる蛾に”ニホンセセリモドキ”と言う種が居ます。
小さくて飛ぶのが早いため慣れないとそれと認められない蛾です。
この「セセリモドキ」と言う名ですが、モドキとはよく似たもののことを言います。
似ているのは蝶のミヤマセセリと言うセセリチョウですが、
前翅の模様が枯葉模様で後翅には小さなオレンジ色の斑点があり、
翅を開いて止まるところも見た目の感じもそっくりの装いです。
俗に言う「擬態」を思わせるのですが、そもそも両種の間には模様以外の相違点が無く、
どちらも有毒な物質は含んでいません。
ですから擬態の必要は無いような気がします。
地味な蝶と蛾の模様なので敢えて真似る必要も無いと思いますが、
これも自然の一つの形なのでしょう。
※ 画像の最後にある動画もご覧下さい。
↑ 画像はいずれもニホンセセリモドキ
名前さえ知りませんでしたが、
返信削除小さいし自然の中で見たとしても、私は
きっと気が付かないかもしれませんね。
貴重なお写真ありがとうございます。
rabbitjumpさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
日本に棲む蝶の種類は230種以上で、
蛾はそれより更に多く4500種以上も居ますから名前を覚えるのも大変ですが、
それほど多いと他人の空似もある訳ですね。
他にもこのような例は多いので、それぞれの関係も面白いです。
気付かないで通り過ぎることが多いですけどね (^^;
啓蟄から半月が過ぎたころ・・蝶を観ました
返信削除今年の冬に・カメムシが部屋の中で目覚めてました
暖冬だとその時気が付きました
せんじつ・シジミチョウが飛んでました
春なのか?初夏なのか?
人も・慌ててますが、生き物が一番慌てているかもです
zakkkanさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
もうすっかり温かくなったので家の中で冬眠していたカメムシも窓際で脱出の機会を狙っていますね。
外では新しく羽化したチョウたちも舞い始めました。
シジミチョウはルリシジミでしょうか、ベニシジミでしょうか、
小さくて可愛いですね。
最近の異常な天候に自然界も驚いていると思いますが、
彼等は人間より適応能力があります。
それだけ環境への順応性が高いのですね。
確かに、真似る必要無いのにね(笑)どうしてなんでしょうね。
返信削除昆虫の世界も不思議がいっぱいですね。
でも、地味ながらも複雑な模様ですね。
えみさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
選ぶと選ばざるに関わらず祖先からのDNAで受け継いだ翅の模様、
蝶にしても蛾にしても多彩ですが、
それぞれに地味な模様でも美しさを感じますね。
立ち止まって観察してみるのも面白いです。
や…なんと紛らわしい~~
返信削除そういう蛾がいることさえ知らなかったから、もしかしたら見てても気づかないかも、ですね~
そろそろ蝶の姿がたくさん見られますね~
楽しみです。
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
こんな模様だと花の写真を撮る時など、偶然に被写体に入らない限りは見落としてしまいますね
私は早春に飛ぶコツバメと言う蝶を探している時に同じように素早く飛ぶこの蛾を見付けました。
それからは探すようになりましたが、そうすると結構飛んでいるのが解りました。
そろそろまた庭にギフチョウが飛んで来る頃ですよ (^_^)v