夏の高原などでよく見られるクジャクチョウ、
大きな目玉模様が孔雀の羽根に見立てられてその名があります。
裏面は真っ黒なのでパッと開いた翅を見た鳥はきっとビックリするでしょうね。
学名は”Inachis io geisha”で”io”はギリシャ神話に登場する女性神官のイオのこと、
神話の中でイオは牝牛の姿に変えられてしまい、それを悲しんで涙を流すのですが、
クジャクチョウの目玉模様はその時の潤んだ目を思わせることから名付けられたようです。
また亜種名の”geisha”は日本の芸者のことです。
どちらも美しい女性を連想する名前ですね。
※ 画像の最後の動画もご覧下さい。
確かにそういわれると悲しんでいる目のようにも
返信削除見えますが、名前にも色にも興味がつきません。
裏の黒い色からは想像がつかない
表の色模様にびっくりです。
rabbitjumpさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
同じ目玉模様があるチョウにジャノメチョウの仲間が居ますが、それとは違って美しさを感じますね。
特徴をしっかり掴んで良くぞこの名前に・・・と感心します。
タテハチョウの中でもこのグループは翅の裏が一様に地味です。
それ故に開くとハッとしますね。
自然が作り出したとは・いえ
返信削除なんと・・素晴らしい文様をもった蝶がいるのですね
色も、さりながら・左右対称の文様に、眼を奪われます
名前が・洒落てますね・・
恐らく、近辺ではみれないものです
ありがとうございます
zakkkanさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
この目玉模様は鳥に襲われないための自衛手段と言われています。
実際はどうか解りませんが、そう言われると自然の巧妙さを感じますね。
このチョウは北海道では平地でも見られ、本州中部では山地に、
そして関西以西では分布しないとされています。
多分伊吹山辺りが西限になるのでは？と思います。
クジャクチョウの目。。ほんとに潤んだ瞳に見えますね。
返信削除羽の表と裏のギャップに驚きますね。
えみさん、こんばんは。
削除コメント有難うございました。
翅いっぱいの大きな涙目は悲しそうに見えます。
動画で見ると急に開いて目玉が見えるとビックリしますね。
裏と表の模様のギャップがあるチョウはまだ他にも居ますが、
このグループのタテハチョウ科に多いです。
乗鞍のお花を見に行った折、この蝶に会い、花そっちのけでおっかけたことを思い出しました。
返信削除今年も乗鞍には行けそうでない・・・(>_<)
ばんばさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
下から吹き上がって来たのでしょう、乗鞍でもクジャクチョウを良く見ますね。
特にウサギギクの花が好きなようです。
今年は乗鞍スカイラインが通行止めなので長野県回りになります。
回り道はどうも億劫ですね。
ギリシャ神話のお話 興味深く拝見しました
返信削除好きなので子供時代にはよく読みました
でもこの逸話は知りませんでした
織物上手の娘が女神と競争して勝ったので女神が怒ってクモに変えた言う話は知っています 笑
目立つ蝶ですね
目立ちすぎて・・・と思いますが 自然界のなせる技でしょうか
これだけ目立つとかえって捕食されにくいのかもしれませんね
れんげそうさん、おはようございます。
削除コメント有難うございました。
ギリシャ神話には色々な話があって読んでいると面白いですね。
イオはゼウスに見初められて関係を持たされたのに妻のヘーラーに浮気が発覚しそうになったので牝牛に変えられてしまいました。
でも見張り役のアルゴスをこれまたゼウスの命でヘルメスが倒してイオは解放されたとのこと、
神のゼウスでさえ浮気癖があったと言うこと、凡人では当たり前なのかも知れませんね (^^ゞ
擬態と言うと周りに溶け込む模様などそっくりに装うことがあるのですが、
反対に目立つのもありますね。
危険色と言われるものがそれですが、目玉模様もその一つのようです。