2023年4月25日火曜日

桜に訪花のギフチョウ

 先日あるユーチューブの投稿を観ていたところ、

ギフチョウの写真を撮るにはカタクリの花のある所へ行くのが必須とありました。

私の過去の経験でも確かにカタクリの花にも良く訪れます。

しかしギフチョウの生息範囲とカタクリの自生地はあながち重なりません。

カタクリの無い地方でもギフチョウは飛んでいるのです。


カタクリ以外では各種のスミレや桜類で他にもいろいろな花に蜜を求めますが、

とりわけ桜には複数の個体が吸蜜に訪れます。

その滞在時間はスミレやカタクリに比べて長いのでシャッターチャンスも多くあります。


観察していると解るのですが、スミレでは花の構造上潜り込むことは無く写真にしてもチョウの姿がよく判ります。

ただ一つの花の蜜が少ないので止まっても蜜を吸い終わると次から次へと位置を変えます。

そんなところからせっかくファインダーに収めながらもいざシャッターを切ろうとすると次の花へと飛んで行ってしまいます。

カタクリではスミレより長く止まっていますが、

頭を花弁に突っ込んでしまうためあまり良い写真を撮るのは難しいものです。


それに比べて桜の場合は次の花が近いため、飛んでも直ぐにまたアングルが決められます。

ギフチョウが生息している所では案外桜に訪れることが多いので桜を探して周るのも良いでしょう。


※ 画像の最後に動画がありますので宜しかったらご覧下さい。













8 件のコメント:

  1. ギフチョウも蜜の多い花をよく知っているのでしょうね。
    桜には次々と飛び移るその姿を見事にとらえていらっしゃいますね。
    桜と共に、よい姿のギフチョウ!(^^)!

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    1. rabbitjumpさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      ギフチョウはカタクリやスミレ、桜などに良く集まりますが、
      案外ツツジなんかも好きです。
      一輪だけの花よりたくさん咲いている花が好きなようですね。

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  2. 白い花全体がチョウが待っているようにも見えます!明るい日差しに花が輝いで目の保養になります!
    (PS)70年代バリバリのカッコいいウエストコースト・ロックバンド「ドゥービー・ブラザーズ」(前期:1971~1975)の名曲特集を公開いたしました。

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    1. ローリングウエストさん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      天気の良い日は蝶も活発に飛びますね。
      次から次へと花に訪れる姿は忙しそうです。
      今回ご紹介のドゥービー・ブラザーズも名前は聞いたことがあるのですが、
      曲の方は思い出せません。
      また訪問させて頂きたいと思います。

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  3. 偶然ですね~~
    ばんばも今日はギフチョウの記事です。
    カタクリにくることは知っていましたが、桜にも来るのですね。
    白い花びらにギフチョウの派手な色彩がよく似合いますね~

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    1. ばんばさん、おはようございます。
      コメント有難うございました。
      ギフチョウは比較的何の花にも来ます。
      ただ発生時期が早いのでそんなに多くの花が無く、
      その時に咲いている花と言うことになります。
      珍しいところではキブシやワサビ、ユキツバキなどに吸蜜に来たのを見たことがあります。
      反対にたくさん咲いているのにあまり好みではないのか、
      キケマンやヤマブキ、キクザキイチリンソウなどでは見たことが無いです。

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  4. サクラにギフチョウとは贅沢すぎます♪ 
    先日、篠原へ行った時、桜も咲いていましたが、隣のトイレへハイカーが
    次から次に出入り。 こういう時は無理ですね(^^:
    とまっているのを見た方もいるようです。写真が撮れたかどうかは
    不明(^^

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    1. ugo1060さん、こんばんは。
      コメント有難うございました。
      飛騨の山の中とは違って都会が近いとハイカーも多くて観察も大変ですね。
      昔は石砂山の他にも丹沢山系などたくさん居たようですが・・・
      この場所は私以外に誰も居ませんでした。

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