冬が終りに近付いた頃、山を歩くと木の幹の周りだけ丸く穴が開いたように雪が溶けているのが見られます。
その様子は「根開き」と呼ばれて春の季語にもなっています。
深く積もった雪であっても何故そこだけ早く溶けるのかと疑問に思うところですが、
その原因には二つの要素が考えられます。
一つは太陽の光を浴びた樹の幹が熱を蓄えてそのため近い所から溶けること、
そしてもう一つは春になって木の芽を吹き出すために根から水分を枝先へと揚げることで、
地下の方が空中より気温が高いため水の流れが樹木そのものの体温を上げ、
その熱で溶けやすくなるとされています。
何気ない風景の一つですが、その訳を知ると春の訪れが感じられ楽しくもなりますね。





















































