2024年7月3日水曜日

今年も現れたジョウビタキ 

 昨年の夏に巣立った雛を見付けたことで分った我が家の大屋根の軒裏のジョウビタキの巣、

余程居心地が良かったのでしょう、今年も巣造りから、時折番の姿も見るようになりました。

同じ鳥かどうか判りませんが、天気の良い日の午前中に頻繁に出入りしているようです。

梅雨の最中なので見ない日もありますが、窓を開けて姿が目に入るとホッとします。

それと言うのも最近、表の電柱でトビが高鳴きしているので襲われないかと心配なのです。

どうか今年も無事に雛が育ってくれることを願わずには居られません。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。




↑ 以上2枚 ジョウビタキ♀




↑ 以上3枚 ジョウビタキ♂







2024年7月2日火曜日

ユクノキの花 

 数年に一度花が咲くユクノキが今年は見られました。

私が知るこの辺りでは3年から4年のサイクルですが、

それぞれの場所によって決まってはいないようです。


飛騨には良く似たフジキもありますが、

見分けは葉脈の特徴を確認します。

でも高木なので近くで葉を見ることが難しく、

至近距離で観察出来る場所を探す必要があります。

花はどちらかと言うとユクノキよりフジキの方が疎らな感じです。


平地より山の斜面に多いので写真も望遠で撮ることになります。

なかなか花のアップが撮れない木の花の代表でもあります。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。















2024年7月1日月曜日

何時もの風景 (梅雨の最中・流し雲)

 遅れていた今年の梅雨入りでしたがここのところ順調に雨が降っています。

そんな晴れ間に稜線に流れるような雲の形を見ました。


雪融けの季節から気になっていた手前の畑にはようやく今になってねぎの苗が植えられました。

この地方特産の飛騨ねぎ(乗鞍ねぎ)です。

収獲は秋遅くになってからなので何と歩留まりの悪い作物でしょう。

でも寒暖の差が激しい高標高地ですから甘くて美味しいねぎに育つのです。


乗鞍へはスカイラインが工事のため通行止めが続いているので飛騨側からは乗鞍に登れません。

長野県のエコーライン経由となりますが、

早くの復旧が望まれています。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
















日影平のクリンソウ自生地 

 確かこの場所のクリンソウは以前にも紹介したと思いますが、

高山市の東部に位置する日影平には自生する場所があり、

少しではありますが毎年元気な姿を見せてくれます。


昔はこんな風に咲いている場所が他にもあったのですが、

湿地の埋め立てや盗掘によって珍しくなってしまいました。

自然ゆえこの色一色しか無いので豪華な花の森には適いませんが、

ひっそりと咲いている姿には癒されますね。

どうか、毎年変わらず咲いてくれることを願いたいものです。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。
















2024年6月30日日曜日

山菜料理 ミズナ(ウワバミソウ)の田舎煮

 東北ではミズとかアカミズと呼ばれているウワバミソウをこちらではミズナと言います。

野菜に鍋の材料として使われる水菜がありますが、それとは別物であくまでも山菜です。


少し湿っていかにもヘビが出そうな場所に群生するためウワバミソウと名付けられたのでしょう。

そんな極端な場所は案外ヘビは少なく、今までミズナを採っていて出遭ったことはありませんが・・・


採って来たミズナは皮を剥いて適当な長さに切り、身欠きにしんで田舎煮にするのが好きです。


















2024年6月29日土曜日

世界遺産 菅沼合掌造り集落 


 白川郷と五箇山の合掌集落が世界遺産になってから観光客が増えて、

今年はインバウンドにより外国人が多くなり、

特に白川郷は昔とは変わって俗化してしまいました。

観光客向けの値段設定もそうですが、人が溢れることによっていろいろな規制も設けられています。

以前はマイカーでも登ることが出来た城山の展望台もバス専用となってしまいました。


そんな訳で人を見に行く目的?が無い限り我々地元民は避けた方が良さそうです。

そんな訳で今回は少し観光客が少ない五箇山の菅沼集落の方へ行って来ました。

ここは白川郷より人影もはるかに少なく落ち着いて観て周ることが出来ます。

静かな佇まいでこそ原風景の良さがしみじみ感じられますね。

土産物屋やカフェなども少なくて雑多な感じが無いのも良かったです。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。











































2024年6月28日金曜日

滝町のササユリ 2024

 梅雨の最中になると山里にこの花が咲きます。

ササユリ・・・笹百合・・・

今年も出会えました。


ヤマユリが見られない飛騨では野生のユリでは最大の種です。

独特の甘ったるい香りが夏草の香りに混じって流れて来れば、

目を瞑っていても6月の風景が頭に過ります。


昔はたくさん咲いていたのですが、今は少なくなってしまいました。

何時までも大切に残して置きたい花ですね。


※ 画像の最後に動画もありますのでご覧ください。